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こんにちは、内藤です。

12月も中旬に差し掛かり、そろそろ2010年を振り返る時期になってきましたね。今年はTwitterの流行にはじまり、「ソーシャルメディア元年」など呼ばれ、改めてソーシャルメディアというものの存在を意識した年だったと思います。また、来年1月15日には世界最大のSNSサイト「Facebook」の誕生秘話を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」が公開を控え、来年も引き続きソーシャルメディアへの関心が高まりそうです。

この「Facebook」、映画のPRが功を奏しているのか、最近さらに注目されているようです。特に企業でメディア活用としての存在感が増してきているように感じます。

今回から、企業のFacebookファンページの海外での活用事例をご紹介していこうと思います。

先日Facebookのファンが300万人を達成したイギリスのラグジュアリーブランド、バーバリーが新たなインタラクティブコンテンツをファンページへ追加し話題になっています。

バーバリーではソーシャルメディアを活用したデジタルマーケティング活動を積極的に行い、Facebook上では顧客とのコミュニケーションのツールとしてだけではなく、様々なコンテンツを提供したブランディングを行っています。
今回追加されたコンテンツは、ユーザがビデオの上でマウスをクリック&ドラッグしてビデオの再生をコントロールして商品を楽しむことができるというものです。商品を詳しく見たい人、バーバリーの全体的な雰囲気を楽しみたい人、どちらのニーズにも応えることを可能にしています。また、ユーザにアクションを要求することで、ユーザの記憶に残るコンテンツを実現することができているのではないでしょうか。

他にもバーバリーの服を着たミュージシャンのライブ映像や商品のカタログ写真、新店舗のリポートビデオ等、多種多様なコンテンツでバーバリーのファンではない人も楽しむことができます。
ユーザとのコミュニケーションの場というよりは、バーバリーの情報発信の場という印象を持つファンページですが、ユーザとの距離は確実に近いように感じます。ソーシャルネットワーク上にあることでユーザからのアプローチの敷居を下げることに成功し、ユーザが好むコンテンツを提供し、また「Likeボタン」等でユーザが"見える"からなのでしょう。
一方でオフィシャルサイトではそういったコミュニケーションや情報発信の要素は一切ありません。代わりにファンページでは一切なかった店舗紹介や通販などのコンテンツがあり、より具体的に商品購入へつながるようになっています。

このような情報の棲み分けからファンページとオフィシャルページのそれぞれの目的、そしてこのふたつをつなぐことで完成するストーリーが見えてきます。

Facebookのファンページは簡単に作成することができます。しかしながら、それをどのような目的でどのように活用するのかは、じっくり考えて設計する必要がありそうです。

参照元:Burberry Brings Interactive Video to Fans' Facebook News Feeds