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第1回 モバイルフレンドリー対応:「スマホで読まれる文章とは?」

こんにちは、内藤です。

先日デザイナーの富川がお伝えしたように、シナップでは、ビジネスを成長させ続けていくために、様々なテーマに沿って知見を深めていく事例研究グループが誕生しました。
富川はエンジニアの野原と組んで、EFO(スマートフォンの入力フォーム最適化)についてのリサーチを行っている一方、私はディレクターの三国と組んで「モバイルフレンドリー」についてのリサーチを行っています。

これから私たちも、実践的な内容で連載を行っていきますので、どうぞお楽しみに。

<SINAP モバイルフレンドリー対応 連載>
第1回:「スマホで読まれる文章とは?」
第2回:「GoogleとAppleの推奨フォントは?」
第3回:「スマホサイトで指定すべき最適なフォントサイズとは?」
第4回:「スマホサイトの「続きを読む」は必要か?」
第5回:「スマホで読まれる文字数は?」
第6回:「記事をページ分割するメリット・デメリット」

それでは第1回、いってみましょう。

私たちは、スマホで読まれやすい文章についてリサーチします!

スマートフォンでウェブサイトを閲覧する時に、イライラした経験があるかたは私も含め数多くいらっしゃると思います。例えば、字が小さい。私はまだ老眼ではないですけど、字が小さくて目が疲れるなーっと思うサイト、結構あります。字が小さいだけでその文章、読む気をなくしちゃいますよね。

また、スマホで何かを閲覧している時って通勤中などのスキマ時間が多いのですが、文字量が多すぎて時間内に読み終わらなかったり、そんなに文章としっかり向き合う気分じゃない時に画面の中に多くの字が表示されていると、急に面倒くさくなって読まなくなってしまったり、スマホでサイト閲覧のモチベーションを維持するのが大変です。「面倒くさいな」って思うと、ゲームや動画などの時間つぶしの選択がスマートフォンにはたくさん詰まっていますから、すごく簡単にサイトから離脱します。だってこの動作はボタン1つを押すだけですから。

そうはいっても、サイト運営側の人間としてはユーザに情報を伝えたいわけです。これまではPCのサイト上でしか伝えることのできなかった情報を、スマホの登場でもっとたくさんの人に伝えることのできる機会を得ました。この機会を存分に活かして、記事を読んでほしいし、商品を理解してほしいと願います。

そのためには、ユーザにどのように情報を提供すればいいのでしょうか。文字サイズや行間はどのくらいが適切か、飽きさせない文章量はどのくらいなのでしょうか。今回、このような背景から、"スマホで読まれる文章"についてを調査したいと思いました。

Googleがモバイルフレンドリー評価を開始!

2015年2月27日の発表で、モバイルフレンドリーであるかどうかがスマートフォンでのGoogleの検索結果に影響をすると発表がありました。ちょうど今週の21日から始まりましたね。どのくらいのインパクトがあるのかはまだ未知数ですが、Googleの提供するモバイルフレンドリーテストでNGと評価されるサイトは、ダメなところへの指摘が確認できるのですぐに対応をしたほうが良さそうです。

ちなみにSINAPlogは昨年リニューアルを行っているので、問題なくモバイルフレンドリーでした。

モバイルフレンドリーテストOK画像

モバイルフレンドリーではないサイトはこのような指摘がされます。

モバイルフレンドリーテストNG画像

モバイルフレンドリー対応と言っても、サイトデザイン、CMS、SEOと様々です。詳しくはGoogleの公式ページ(「ウェブマスター向けモバイルガイド」、「サイトデザインの原則」)にてご確認いただければと思うのですが、この中には今回調査対象としているフォントサイズや行間についての推奨サイズも含まれています。(これについての詳細は次回お伝えします)

つまり、単にスマホでの文章の読みやすさの追求以外に、Googleの検索結果対策としても、モバイルフレンドリーへの対応は非常に重要になっているのが、スマホサイトを取り巻く現在の状況です。

今回の調査の進め方

さて、それでは今回どのように調査を進めていくのかというと、

① GoogleやAppleなどの言う推奨フォントについて調べる
② 世の中のサイトではどのように設計、設定しているのかを調査する
③ 調査のための対象サイトの現状計測を行う
④ 改善策を実施し、データを考察

というプランを立てています。各ステップの概要は以下です。

① GoogleやAppleなどの言う推奨フォントについて調べる

先程もお伝えしたように、Googleのモバイルフレンドリーで規定しているフォントや行間について、また、サイトではありませんがAppleが作っているiPhoneアプリのルールとAndroidアプリのルールをまとめて、世の中的な正解を調査します。

② 世の中のサイトではどのように設計、設定しているのかを調査する

記事を読んでもらうために設計されているサイトを30個ピックアップして、各サイトでどのような設定がされているのか調査します。ピックアップしたサイトのカテゴリ別の傾向なども一緒に見て行きたいと思います。

③ 調査のための対象サイトの現状計測を行う

今回「フォントサイズや行間を適切なものにすれば、ユーザは途中で離脱せずに文章を読んでくれるはずだ」という仮説を立てました。そして、その調査の基準となる数値をここでは取得します。

GoogleAnalyticsのイベントを某サイトの某記事に仕込んで、ユーザがどのくらいスクロールしてくれるのかを計測します。また、記事のGoogleAnalyticsで通常計測している滞在時間も基準になるかと思います。

④ 改善策を実施し、データを考察

①と②の調査でおおよその正解が導き出せるはずなので、それを計測しているサイトの記事に設定してみて、③で計測したものをそのまま使い、スクロール量と滞在時間に変化があったのかについて調査、考察を行います。

連載に乞うご期待!

現在まだ調査がすべて終わりきっていない中この記事を書いているので、結果がどのようになるのかは私もわかりません。もしかしたら案外、モバイルフレンドリーなんて気にしていないユーザの方が多いかもしれません。それはそれで、貴重なデータとして皆様にお伝えできればと思っています。

<SINAP モバイルフレンドリー対応 連載>
第1回:「スマホで読まれる文章とは?」
第2回:「GoogleとAppleの推奨フォントは?」
第3回:「スマホサイトで指定すべき最適なフォントサイズとは?」
第4回:「スマホサイトの「続きを読む」は必要か?」
第5回:「スマホで読まれる文字数は?」
第6回:「記事をページ分割するメリット・デメリット」

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