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SINAPでは社内でディレクター・デザイナー・エンジニアごとにチーム発表会というものを定期的に行なっています。 各々のチームごとに自由にテーマを決めて、社内でノウハウを共有する試みです。

今回、ディレクターチームの発表は「プレゼンテーション」でした。 全てをお伝えすることができませんが、ここに一部紹介いたします。

今回は参考書籍として毎週のようにテレビで知識を分かりやすく提供してくれる池上彰さんによるからポイントを4つほど抜粋しました。 少しでもプレゼンの参考になればと思います。

池上彰さんの わかりやすく<伝える>技術 R0000358_h.jpg

1. 「話の地図」を示す(その1)

「いまからこういう話をしますよ」と聞き手をリードすること

プレゼンの導入時にいきなり本題に入るのではなく、プレゼン自体の地図・全体像を聞き手に説明します。 例えば、 「20分程度で商品説明を行なって、最後の10分で質疑応答を受け付けます。」 と、時間と構成を一言入れておくと、聞き手は話の規模と流れが把握できるので落ち着いて聞く効果をもたらし、質疑応答の心構えができたりします。 セミナーなどでは予め時間が分かっていますが、クライアントへのプレゼンなど、構成がはっきりしていない場合はこの方法は有効かと思います。

2. 「話の地図」を示す(その2)・・・リード(つかみ)

ニュースの冒頭は必ずリードから始まります。 リードを付けることで「結論はそこに行くんだな」と目的地が分かり人を惹きつける効果があります。

ニュースは主に以下のように構成されているそうです。

リード

本記

理由・原因

見通し

エピソード

コラムや記事では「起承転結」が一般的ですが、ニュースはなぜこのような構成なのでしょうか。 ここは余談になりますが、ニュースは時間の関係で後ろを省略しなければならないケースがでてくるので、 基本的に重要順に並んでいます。

まずはリードで視聴者を惹きつけ、結論を先に伝え、詳細や原因、補足といったように情報を伝えていくのです。 もし、リードがなく、結論が最後にあると視聴者は先がみえずにイライラしたり、途中でニュースを聞くことをやめてしまうかもしれません。

3. 三の魔術

分かりやすい説明をするにはポイントを3つに絞るという意味です。 人間がメモなしで覚えられるのはたいてい3つまで。 4つ以上になると注意が拡散してしまうそうです。

4. 「つかみ」に戻る

最初のリードで相手の関心を惹きつけることは上に書いた通りですが、 最後にもう一度おさらいして結論とすることで、プレゼンがまとまった印象を与えることができます。 「最初なんだろうと思ったけれど、こういうことだったのか」と納得感をもたらすことができます。 最初に戻らないでプレゼンを終えてしまうと、言いっぱなしになり聞き手に中途半端な印象を与えてしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 「三の魔術」と言いながら4点出してしまいましたが、これは書籍からのほんのわずかの抜粋です。 この他にも、声の出し方、できるコメンテーターの話や日本語の使い方など興味深い内容もありました。

池上さんが報道畑の方なので、そのまま使える技術とは限らないかもしれないですが、 放送業界は幅広い層に情報を伝えることに長けているように思いますし、 その中でご活躍の池上さんのノウハウはプレゼンにおいても参考になる点は多々あるかと思います。

プレゼンに限らず日常会話でも応用できるかとも思いましたので、何かの参考になればと思います。