【社内勉強会】HoloLens体験会を開催しました!

2017.10.26

17HoloLens_top.jpg こんにちは。沓掛です。
シナップでは時々、外部の方をお招きするなどして社内勉強会を行っています。今回はAR/MRの勉強会として開催したMicrosoft HoloLens体験会のレポートをお届けいたします。
以前LittleBitsを使ってIoTデモ作品を作ってみた時に大変お世話になった、1ft-seabass の田中さんに、今回も講師としてお越しいただきました。

HoloLensって?

そもそもHoloLensがどんなものなのか、みなさんはご存知でしょうか。
HoloLensとは、MicroSoftが開発した初の自己完結型ホログラフィックコンピューターです。
Windows10搭載のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)で、ジェスチャーや視線、音声操作でインターネットやアプリを楽しむことができ、自分とHoloLensとネット環境さえあれば屋外でも利用できてしまいます。
そう言われても、なんだかよくわからないなぁという方は、上の動画を見ていただくと、どんなものかが分かり易いかもしれません。

今回はそんなHoloLensを使って貴重な体験をさせていただきました。
早速ですが、体験会の様子をご紹介していきます。

ホロレンズ体験の様子

17HoloLens_01.jpg HoloLensの装着が完了したら、まずは操作の仕方をレクチャー。写真は人差し指を立てて、まっすぐ下に折るように倒すAirTap(エアタップ)という動作です。マウスでいうところのクリックです。

17HoloLens_02.jpg HoloLensをつけるとこんな風に現実世界にホログラムが現れ、大きさを変えたり自由自在に場所を動かすことができます。VRとは違い現実世界に情報を付加して操作することができるので、映画の「マイノリティ・リポート」が実現したかのような体験に参加者全員が感動していました。

17HoloLens_03.jpg 両手を使って、すごく楽しそうにしています。何が見えているのでしょうか?

17HoloLens_04.jpg 上の嬉しそうな表情の理由は、壁の至る所に穴を開けていたからでした!こちらはHoloLensが空間を認識、平面に穴を開ける事により大自然が垣間見れるというアプリです。アプリ以外ではブラウザで再生したYouTubeの動画を空間に配置できるのですが、距離に伴って音のボリュームも自動的に調整されるなど、HoloLensの仕組みのすごさを改めて実感することができました。

体験したメンバーの感想

それではここで、勉強会に参加したメンバーの感想をご紹介いたします。

ミラーレスカメラの電子ビューファインダーのピントを確認するピーキング機能だったり、戦闘機のヘルメットのバイザーだったり、既に表示するだけのものは存在していますが、今回のホロレンズは現実空間に表示されるものを素手で触れるってところが初体験でした。早く日常に入ってきてほしいです。個人的には料理中にスマホ触りたくないので、レシピが出たり、調理の誘導をしてくれるMR希望です。
(鈴木)
想像していたよりずっとHoloLensを通した体験には自己帰属感があり、リアルとバーチャルの融合が自然でした。ベースがリアルな世界にあるので利用シーンは無限とあり、これを使った様々なデザインがこれから出てくると思うとワクワクします。貴重なお話もたくさん聞かせていただいてとても刺激になりました。
(内藤)
HoloLensなどのウェアラブルデバイスにとって、既存のWebサイトベースの操作方法では使いづらい点が多々あることを実感できました。 VRやMRの環境下でユーザーが使いやすいUIやコンテンツ体験はどんなものが必要か考える貴重な機会となりました。 慣れ親しんでいるスマートフォンやWebブラウザ上の体験だけでなく、人が今後体験していくであろうデバイスにもっと触れていこうと思います。
(飯山)
MRが私達の生活にもたらしてくれる可能性をリアルに体験できました。情報を実社会に溶け込ませることによる恩恵は情報取得の即時性の面で大きいと思います。HoloLensはまだまだ発展途上で、今後のさらなる技術の発展により誰もがMRレンズを通して世界を見るようになるだろうな、と確信した体験でした。
(北川)

最後に

HoloLensで歴史上の人物や生物を見たり、化学の実験などで活用したら教育現場でも導入できそうだなと思いました。現状、価格やコンテンツで発展途上な部分もありますが、HoloLensのさらなる活躍に期待したいですね。

シナップでは、ディレクター/デザイナーを募集しております。

採用情報

私たちは、ビジネス立ち上げからサービスの継続的発展までのサポートを得意とする会社です。ただ美しいものを作るのではなく、目的と使う人の体験を考え、ユーザビリティから人が感じる情緒までをトータルで考えるデザインを目指しています。
ご応募、心よりお待ちしております。

この記事をシェアする
このサイトでは、利用状況の把握などのために、プライバシーポリシーに基づき、Cookieを使用してアクセスデータの取得・利用等を行います。