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1806remotework_top.jpg こんにちは。シナップ広報・ライターの鈴木しのです。

日本の企業では、多くの場合が決まったオフィス、座席、定時のなかで最大限の成果を出すことを求められます。しかし、より良い成果や活躍を期待する際には、必ずしもその働き方ばかりが良いものであるとは言えないかもしれません。

そこで、シナップではひとりひとりがプロとしての自覚を持った上で、場所や時間に縛られない環境づくりを試して実践しています。そこには、会社を「物理的な場」ではなく、最大限の「活躍の場」、働きやすい「環境」として捉えてほしいという考えがあるからです。

そんな考え方の元、じつは最近ゴールデンウィーク期間を含めて3週間もの間、フランス・パリでリモートワークを実践したメンバーがいるんです。ゴールデンウィーク前に渡航しパリで就業、ゴールデンウィーク後は休暇をとって引き続きパリに滞在したのだといいます。

コミュニケーションの質を大切にし、対面でのコミュニケーションに重きを置いているシナップ。そんなシナップがリモートワークを行なったことで見つけたメリットやデメリットはあったのでしょうか。

今回は、リモートワークにチャレンジしたエンジニアの野原に、「どうしてリモートワークを?」「困ったことや気をつけたことは?」など、気になる疑問を直接聞いてみました。

今回のメンバー

広範囲なスキルを持ち、デザインも実装もこなす頼れる存在。のんびりした印象の中にシャープな実務能力を秘める。カレーとロックフェスが好き。半分東北人。

年に一度のパリ旅行をリモートワークで。
重要視したのは、社内共有の時間

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ーー今回、パリで3週間のリモートワークをされたとのことですが、どうしてリモートワークをすることにしたのですか?

野原:旦那さんと年に一度はパリに行くことにしているんです。もう7年くらい前から欠かさずに行っているので、今年も行きたいなと。そこで、今回はゴールデンウィークもあることだしと思って、今までよりも長く、3週間日本を離れることにしました。それなら、仕事を持っていこうと考えて、ゴールデンウィーク前には仕事を、ゴールデンウィーク明けはオフというスケジュールを組んだんです。

ーーゴールデンウィークがあるのなら、たとえば4泊6日や5泊7日などの旅程を組んでさっぱりと行く選択肢もあったと思います。3週間と決めたのには、なにか理由があったのでしょうか?

野原:せっかくパリに行くのなら、観光地を巡るような旅行ではなく、暮らすように生活がしたいと考えたんです。これまで、パリにはすでに7回足を運んでいたので、定番の観光地を歩きながら......というスタイルはあんまり考えられなくて。

ーーなるほど。旅行よりも住む感覚でパリを訪れているんですね。それでは、実際のリモートワークの様子を教えてください。仕事を海外に持っていくために、普段とは異なる業務や準備などを行われたのでしょうか?

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野原:はい、まずは出発の3ヶ月前くらいに、代表の坂西に「ゴールデンウィーク頃にリモートワークでパリに行きたいです」と相談しました。新しいプロジェクトやクライアントワークをいただいても、内容によってはお引き受けできない可能性もあると考えた為です。

ーーたしかに、業務内容によってはリモートワークだと難しい場合もあるかもしれませんよね。

野原:そうなんです。だからこそ、できる限り早めに伝えておくことで後から「やっぱりできないです」とならないように注意していました。とくに、わたしの現在の仕事はテクニカルディレクションの業務が中心なので、自分自身が手を動かすのではなく、まとめるポジションであることが多くて。

ーーディレクション業務をリモートワークで行う大変さはどのようなところにありますか?

野原:コミュニケーションコストがかかり過ぎてしまうことですね。社内やクライアント同士の連絡、共有などが増えてしまうので、社内の人間が誰もいない環境だと、苦労することも多いです。

ーーそれでは、パリで担当したのは普段とは異なる業務、ということでしょうか?

野原:まったく異なる、というほどではありませんが、ディレクションを行うよりはわたし自身が手を動かして作業できる業務を中心に持っていきましたね。出発前に担当していた業務は、できる限り誰が見てもわかるような共有用の書類をつくって社内のメンバーに任せていて。

ーー自分だけが仕事をわかった状態なのではなく、誰が対応してもしっかりと答えられる状態をあらかじめつくっておくことが大切なんですね。

野原:そうですね。そのため、出発前にはしっかりと共有する時間を取って不明点を無くすようにしていました。リモートワークで一番大切なことは事前の共有だといっても過言ではないくらい、一番注力したことかもしれません。

日本時間と合わせるために、早朝から昼過ぎまでを勤務時間に

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パリでのリモート勤務の様子

ーーパリでは、日本と同じように朝から夕方まで働いていたのでしょうか?

野原:日本での勤務と同様に7時間働くことを約束してパリに行ったので、勤務時間はまったく変わらなかったですね。ただ、勤務時間は6時〜14時くらいでした。

ーーとっても早いですね......!

野原:パリは、日本と7時間の時差があるんです。つまり、パリの朝6時は日本にとってはお昼の13時。そのくらいの時間帯には始めないと、万が一社内やクライアントとのやりとりが発生した場合に対応できなくなってしまうんです。時差に身を任せて、朝4時には起床して朝ごはんを食べてから勤務を開始、お昼過ぎには仕事を終えて遊びに出かけたりご飯を食べに行ったりと効率的に時間を活用していました。

ーーたしかに、14時過ぎには仕事が終わると考えるとすごく素敵な働き方のように感じますね! 社内でのやりとりにはどのようなツールをしようしていたのですか?

野原:テキストだけで解決する場合には「チャットワーク」を、会議や顔を合わせて会話を必要とする場合には「Zoom」を利用していました。

ーーどちらもWi-Fi環境が整っていなければ利用が難しいツールですよね。仕事をする際には、カフェやコワーキングスペースを利用していたのでしょうか。

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3週間暮らしたマンション

野原:いえ、3週間暮らしたマンションで作業していました。Airbnbで予約したのですが、事前にWi-Fi環境だけは徹底的に調べましたね。

ーーリモートワーカーにとって、Wi-Fiはもっとも気になるポイントですよね。

野原:たとえばトラブルがあったり、不明点があったり、ということも考えられますしね。遠くいるからこそ、いつもよりも報連相を徹底して行わないと、周囲に不安を与えてしまうと感じました。

リモートワークのメリットは、「仕事が捗る」ことだった

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セーヌ川

ーーリモートワークをしてみて「よかった」と感じる点はありましたか?

野原:ものすごく仕事が捗りました(笑)。会社にいるときは、周囲に仲間がいるのでどうしても誰かに話しかけてしまうんです。でも、パリでは周囲に誰もいないので自分の仕事に集中できました。また、わたしがパリに行った期間はサマータイムと呼ばれる時期なので、20時頃まで陽が残っているんです。日本では経験できない環境のなかで暮らしたり、美術館を巡ったりといった体験がすごく印象的でした。

ーーお話を聞いているだけでワクワクします。最後に、これから先、チャレンジしてみたい働き方がもしあれば教えてください。

野原:ええ! なんでしょうか......。たとえば、今回は3週間でしたが、年を追うごとに滞在期間を伸ばしてみるリモートワークはやってみたいですね。「野原さん、どんどんパリにいる期間伸びているよね......」みたいな(笑)

ーー来年以降が楽しみですね! ありがとうございました。

社内の寛容な雰囲気に包まれて行われていた今回のリモートワーク。 もともとシナップに根付いていた「長期休暇が取りやすい」「自己裁量が大きい」「場所にとらわれず作業できる環境」など、プロとしての自由を受け入れる企業文化だからこそ実現できた働き方のようでした。

リモートワークは、会社以外の場所で働けることから注目を集めていたり、人気な働き方として知られるようになりました。しかし、これらはすべてお互いへの信頼や報連相などをしっかり行なってこそ意味のある働き方であることを実感しました。

もしも社内での働き方に悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

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