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みなさんこんにちは。花粉症予備軍のデザイナー飯山です。

先日、野村総合研究所(NRI)によるハッカソンイベントが開催され、デザイナーの久保田と共に参加してきた様子をお伝えします。

NRIハッカソン Hack for "Work Design"

「わくわくする働き方ってなんだろう?自分も周りも楽しく働ける、そんなモノ・・・みんなで考えて、作ってみませんか?」という主旨のもと60名近くが参加しました。

参加者の多くはエンジニアでしたが、他にもプランナーや建築デザイナー、学生や看護師など様々な職能を持った顔ぶれ。交わされる会話は初めて聞く専門用語や経験談なども多く、会場は賑やかな活気で溢れていました。

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イベントが行われたのは天王洲アイルにあるSamurai Startup Island。日本最大級のコワーキングスペースです。和+モダンな内装で広々としていて、普段も使いたくなる様なとても集中しやすい空間です。

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当日会場に用意されてた興味をそそるガジェットの数々。オープンソースで柔軟な開発に対応した Firefox OS端末 、手のジェスチャーでPCを操作できる Leap Motion やWi-Fi経由で色や明るさを自在にコントロールできるLEDライト hue などのセンサーデバイス、プログラミングで動きを制御できるロボット開発キットレゴ マインドストームEV3 など盛りだくさん。

3日間にわたるイベントで、1日目はアイデア創造のための講演やディスカッションによるアイデアソン。翌週の2日間は自由なチーム編成での開発作業によるハッカソン。
最終日の成果発表に向けて活発な意見交換や役割分担がされて作業する様子は、慌ただしくも楽しい学園祭直前に似た感覚でした。

Let's Hack!

アイデアソンで生まれたアイデアは130種。その中からカタチにしたいアイデアの元に参加者を募る形式でチームが発足し、「Let's Hack」のかけ声で一斉に開発がスタート。

私が参加したのはごく身近なテーマで、働く誰もが利用するトイレをセンサーデバイスでHackすることに挑みました。「オフィスであればトイレから離れた自席でも、個室の空き状況を確認できるようにする」といったものです。

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チームメンバーは5人。私以外の4人はエンジニア。故に、バックエンドの技術的な仕様はどんどん出来上がっていきました。

チーム唯一のデザイナーとして私が担当したのは、hueライトの色味や個室利用状況による色の変化の仕様。そして、アプリとWebサイトのデザインとコーディングというビジュアル面を進めました。

朝から晩まで取り組み、同じ釜の飯(もといランチや夜中のピザデリバリー)を食い2日間の開発を終えて向かえる発表。イベントへの協力企業の担当者が審査員を務め、以下の様な審査基準のもと各チーム趣向を凝らしたプレゼンが展開されました。

審査ポイント

  • テーマ性(今回のテーマ"わくわくする働き方"へ寄与するアイデアか)
  • インパクト
  • 創造性(新しさ、ユニークさ、面白さ)
  • プロトタイプの完成度
  • 実現性(現実に使えそうか、使いたいか)
  • 将来性(持続性、今後の発展性)

ハッカソン参加で得たもの

・作ったモノをちゃんと伝える。

イベントの中で3分間の短いプレゼン時間で、プロダクトの魅力をわかりやすく伝える。これが開発を終えた最後に残った課題でした。プレゼンテーションシートをスクリーンで見せる他にも、特徴紹介のショートムービーや、プロダクトを使うシーンを寸劇で演じるなどシンプルさとユーモアも大事なエッセンスですね。

・ゴールを決めて効率的な手段で実行する。

ハッカソンの醍醐味のひとつでもあるのが短期間でカタチにすること。アイデアをさらに膨らませてリッチなコンテンツに仕上げることもできたかもしれません。しかし、限られた開発期間であるが故に機能は最低限でシンプルに。
デザイン部分に関しては、ワイヤーフレームも手書きで、Photoshopでのデザインモックはチームでのイメージ共有ができたら時点でそこそこに。動くものを作って精度を上げていくアジャイル的な進行を実現すべく、Twitter Bootstrapの様なフレームワークを活用して進めました。

・いつもと違う仲間から得られる人脈と技術的知見

正直会場に着くなり知らない人ばかりだし、自分に何ができるか不安もありました。しかし、日頃と違う環境に身を投じると共に身を削って作り上げたモノを最後に仲間でハイタッチを交わして嬉しさを分かち合えたのはとても清々しく、学生の頃の文化祭打ち上げと重なるものがありました。

・ご褒美

久保田が参加したマインドストームを使ったチームは受賞を果たし、レアなレゴブロックをゲットしてました。私が参加したチームも受賞を果たし使用したガジェットをゲット。発表後の懇親会では費やした3日間を労う美味しいご飯やお酒も振る舞われました。しかし、何よりも疲れが吹っ飛んだのは作り上げたものが評価の眼にとまった証として賞を頂けたことでもありました。 201403_hackathon07.png デザイナーも参加できるハッカソンイベントが今後も増えればという期待を込めて、飯山がお伝え致しました!