伴走型システム開発とは
システム開発を進めたいものの、何から始めれば良いのか分からなかったり、要件をうまく整理できなかったり。また、要件がプロジェクト進行中に変わる可能性があり、柔軟に対応できるように進めたいというケースもあるでしょう。
伴走型システム開発では、クライアントとシステムの目的や目標を共有する共創的関係のなかで、変化に迅速に対応しながらシステム開発を進めていきます。
シナップの伴走型システム開発の強み
伴走型システム開発の必要性
2020年12月に経済産業省が発表した「DXレポート2中間取りまとめ」で提唱されているように、コロナ禍を通して人々の固定観念が変化したビジネス現場では、顧客の変化に対応し、素早く変革し続けることが求められています。そのような環境下で、従来型のウォーターフォール型のシステム開発は、要件定義を確定させてから開発工程に進むため、柔軟にシステムの要件を変更できず、目まぐるしく変化する社会や現場のニーズに対応できない、という課題があります。
今や社会の変化に迅速に適応する組織体制やシステムが求められおり、その解決手段として伴走型システム開発のニーズが高まっています。
伴走型システム開発のメリット
要件が変化することを前提に、あるべき姿の検討から、直近で開発する機能を決定し、プロトタイプの開発や試験導入、その後の機能拡張など、アジャイル型の開発手法を通して、共創的にシステムを作り上げていきます。
この手法を取り入れることで、市場や現場のニーズの変化に合わせて、システムも柔軟に変化させながら開発を進めることができます。
サービス内容
準委任契約によるシステム開発
従来のウォーターフォール型のシステム開発では、要件定義によって固まった機能をもとに見積もりを行い、その範囲で製品を担保する請負契約を結びます。しかし、シナップの伴走型システム開発では、要件や実装する機能が固まっていない状態から開発を進めるため、請負契約ではなく、稼働量に応じた準委任契約とすることが多いです。
基本的な進め方は、月ごとの予算上限を定めた上で、クライアントの開発する機能を協議・検討し、期間と予算の範囲内で、優先度・重要度の高い機能から開発を進めていきます。
上限内で稼働した分のみの請求となるため、予算のコントロールがしやすく、また機能開発の順序や内容を柔軟に変更できるメリットがあります。
代表的な手法を掲載しています。プロジェクトに合わせて最適なプランをご提案します。
シナップが提供するサービス
UXデザイン
ユーザーのことをよく理解し、サービス全体の中でその体験がどうあるべきかを、ユーザーの視点、ビジネスの視点それぞれで考え、課題の抽出、要件定義、解決策の提示を行います。
フロントのデザインやUIといった表層的な部分だけでなく、機能やインフラ、さらにサービスを実現するための運用やオペレーションまで、サービスを取り巻く広い範囲で考えることが得意です。
サービス提供例
新規事業開発からWeb戦略、サイトの制作・開発、グロース・運用まで幅広いサービスを提供、パートナーとして伴走支援します。