シナップのWebサイト高速化の強み
Webサイトを評価する指標と具体的な改善方法への深い理解
高速にWebサイトが表示されることは、ユーザー体験やコンバージョン率の改善につながるため、ビジネスにとって重要な取り組みです。
しかし、Webサイトを高速化するのに必要な工程は、そのサイトの何がボトルネックとなっているか、デザインがどれだけ複雑かなど、サイトごとに異なります。
またサーバー、ネットワーク、フロントエンドなど、ボトルネックとなるポイントは様々です。
そのため比較的容易な対応で短期的に改善できる場合もあれば、複雑で長期的な対応が必要になる場合もあります。
シナップでは過去に様々なサイトの高速化・最適化に取り組んできた経験から、Webサイトが検索エンジンにおいてどう評価されるかという指標や、その改善策を深く理解しています。
まずはボトルネックを調査し、改善と計測を続けることで、着実にユーザー体験やWebサイトの評価を改善します。
CoreWebVitalsの各指標の概要と対応策
Webサイトを評価する上で不可欠な指標に、CoreWebVitalsがあります。
CoreWebVitalsはGoogleが策定し、2021年6月から検索結果のランキングに反映された指標で、その内容が注目されています。
なかでもLCP(Largest Contentful Paint)、CLS(Cumulative Layout Shift)、FID(First Input Delay)という指標が特に重要とされており、これらを正しく理解し、改善していくことが重要です。
LCP(Largest Contentful Paint)
最大コンテンツの描画という意味で、ブラウザの表示範囲内で最も面積の大きなコンテンツが表示されるまでの時間を指します
サーバーの応答時間や、レンダリングブロックを改善して対応します。
CLS(Cumulative Layout Shift)
累積レイアウト変更という意味で、意図せぬレイアウトのずれがどれくらい発生したかが評価されます。画像や動的に挿入されるコンテンツにあらかじめ領域を設定したり、WebフォントのFOUTやFOITを最小限に抑えることで改善します。
FID(First Input Delay)
初回入力遅延という意味で、ユーザーが最初にページを操作した時から、ブラウザがその操作に応じた処理を開始するまでの時間を指します。JavaScriptの実行時間を短縮することで改善します。
サービス内容
高速化/最適化を実現する具体的手段
サイトの高速化や最適化には様々な手段があります。シナップでは、クライアントのサイトの状況を確認し、課題を発見。その上で、下記のような選択肢のなかから、より費用対効果の高い最適な手段を選び、サイトの高速化・最適化を実現します。
画像最適化配信
画像配信サービスやJavaScriptフレームワークの機能を使い、画像のリサイズや品質の調整、フォーマットの変換を行います。またCDN経由で配信することで高速に表示します。
遅延読み込み
ブラウザの表示範囲外の画像やユーザーの操作後に使用されるJavaScriptライブラリなど、すぐに使わないリソースファイルの読み込みを遅延させ、後から適切なタイミングで読み込むようにします。
CDNを使った静的配信
Contents Delivery Network(コンテンツ配信ネットワーク)。HTML、JavaScript、CSS、画像などのリソースファイルを、ユーザーに地理的に近いサーバーでキャッシュし配信することで高速な表示を実現します。
PWAへの対応
Progressive Web Apps(プログレッシブウェブアプリ)。ウェブアプリをネイティブアプリのように扱えるようにする技術です。キャッシュ機能によりページの読み込み速度が早く、ユーザーの利便性も高くなります。
JavaScriptリソースの最適化/軽量化
読み込んでいるjsファイルの整理、ツリーシェイキングや圧縮によるファイルサイズの削減、遅延読み込みなどにより、jsファイルの読み込み量を軽減します。また分割処理・並列処理を行います。
クリティカルCSSの使用
ブラウザが最初にページをレンダリングするのに必要な工程を「クリティカルレンダリングパス」といい、それに必要なのがクリティカルCSSです。ファーストビューに使用するスタイルのみstyle要素に記述し、そのほかのスタイルは遅延読み込みすることで、最初にページを表示するまでの時間を削減します。
代表的な手法を掲載しています。プロジェクトに合わせて最適なプランをご提案します。
シナップが提供するサービス
UXデザイン
ユーザーのことをよく理解し、サービス全体の中でその体験がどうあるべきかを、ユーザーの視点、ビジネスの視点それぞれで考え、課題の抽出、要件定義、解決策の提示を行います。
フロントのデザインやUIといった表層的な部分だけでなく、機能やインフラ、さらにサービスを実現するための運用やオペレーションまで、サービスを取り巻く広い範囲で考えることが得意です。
サービス提供例
新規事業開発からWeb戦略、サイトの制作・開発、グロース・運用まで幅広いサービスを提供、パートナーとして伴走支援します。