リアルな世界のコミュニケーション事例:Clip02【バンコク編】

2009.11.13

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こんにちは、シナップの小茅です。

この秋、バンコクに滞在したついでに街中の広告を撮影してきました。
印象としては、日本の広告場所を決められた規則的な展開とは少し違って、
空いているスペースがあればとにかく広告を埋めているような、
どこを見ても何かしらの宣伝が流れているような印象を受けました。

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まず、駅構内や車両内外の広告の多さには感心しました。
エスカレータの手すり部分下にも透明シートの広告が貼ってあったり、
日本の化粧品の広告と車内CMが連動していたりとバラエティに富んでいました。
また、ホームで待ってる時にふと目の前のビルを見てみると、
屋上すべてがディズニーランドのアトラクションかと見間違うほどの
力の入ったメルヘンLUXワールドが展開されていました。

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車両はすべてラッピングされているようで、本来の車両の色がわからないほど。
高架を走る車両は、色彩豊かな広告で彩られとても目立っていました。

ちなみに、切符は磁気カード式で、車内モラルを啓蒙するデザインになっており、
このような形でモラルを徹底するのは毎回の気づきになり良い案だなぁと思いました。
実際、車内でのタイの方々は日本の人より静かで、お年寄り・女性を優先している姿を何度もみかけたので、そちらも併せて感心したのでした。

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日系の百貨店ではホンダスクーピーとソニーのCyber-shotの大きな広告が。
日本だとスクーターより車の広告が入りそうですね。
ほか、日本ではあまり見かけないパラパラ広告をよくみかけました。百貨店前の道路では100m間隔で配置されていて暫くそこで広告を眺めたり。


全般的な広告のイメージとしては「元気!」があげられると思いました。
経済の好転やお国柄もあると思いますが、これからアジアで急成長していく国のひとつだなと実感することができました。

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