けだし名言集 #12 ただ過ぎに過ぐるもの 帆かけたる舟。人の齢。春、夏、秋、冬。(清少納言『枕草子』)

2011.09.16

こんにちは、SINAPの小茅です。

気がつけば9月も中旬。
昼間はまだ日射しがきついですが、朝晩は秋らしく過ごしやすくなりました。
いつの間にか「文化の秋・食欲の秋・スポーツの秋」に突入です。
wikipediaの「秋」ページには、感慨深い説明やことわざも多く載っているので、読むと意外にしみじみ秋を感じられるかもしれません。

さて、今回の名言は清少納言『枕草子』の文章から。

ただ過ぎに過ぐるもの 帆かけたる舟。人の齢。春、夏、秋、冬。

読んでそのまま、「ただひたすら過ぎっていくものは、帆をかけた舟、人の歳月、四季。」という意味です。
いつの間にか秋に突入してましたが、気づいたらもう冬、なんてことも多いにありそうです。四季が巡れば歳を重ねるものですが、一日一日を大事に過ごしたいですね。

秋の夜長といいますから、読書をしたりストレッチをしたり、いつもとはちょっと違う時間の使い方をしてみるのもいいかもしれません。
そして自分なりの「ちいさな秋」を見つけてみてください。

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