「活用事例から学ぶ Power CMS for MT のメリット紹介セミナー」に参加してきました!

2011.10.07

はじめまして。7月からシナップのメンバーとなりました岩寺と申します。広報担当として、弊社の活動状況などをこの場で報告していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


心地よい秋風が感じられた9月27日。Movable TypeのCMS強化パッケージ「Power CMS for MT」の最新版、「Power CMS for MT ver.3」に関する導入事例や導入のメリットについてご紹介するセミナーが催されました。弊社フロントエンドエキスパート 柿内 暢昌も登壇し、「Power CMS for MT」を活用したWebサイトの制作事例について講演して参りましたのでその様子をレポートします。

会場には20人を超える方にお集りいただき、まずシックスアパート金子氏によるMovable Type 5の最新機能についての説明からセッションは始まりました。カテゴリ並び替え機能の追加、記事一覧のフィルタ機能の強化など、以前から要望の多かった機能が実装されたとのことでますます使いやすくなったようです。

次に、アルファサード野田社長から7月にリリースされた「Power CMS for MT ver.3」についての説明がありました。私が印象に残ったのは野田氏が製品のプレゼンテーションをした際に、お客様から「Power CMSって、粘土のようだね」と言われたというお話です。形が自由に変えられるから、というのがそのココロだそうですが、なるほど、Power CMSの管理画面はその用途によって自由自在に変えられます。わかりやすい管理画面を作ることができれば、誰でもウェブサイトの更新ができるようになりますよね。運用のしやすさ、それがPower CMSの魅力なのだと感じました。

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続きまして弊社柿内のセッションです。まず「この中でシナップをご存知の方いらっしゃいますか?」という質問からはじまりました。が、手を挙げてくださったのは...アルファサード野田社長のみ!という寂しい結果に...。さあ、気を取り直しまして...。

まず、弊社の紹介のため、自社プロジェクトとして今までに制作した作品をご覧いただきました。「砂で作ったQRコードは読めるのか?」というスタッフの素朴な疑問から始まった「ビーチに描く巨大QRコード」、忍者からメイド、さらには象まで!各方面のプロフェッショナルたちにスイカ割りを行ってもらった映像をまとめた
「日本!スイカ道 THE MOVIE ?しかも信じられない割り方で」、そしてエイプリールに弊社社長に就任した謎の犬の着ぐるみ「ワン西社長」の一日の仕事ぶりをUstreamで中継し続けた「密着!! SINAP "ワン西" 社長の一日」など、笑い声も起き、楽しんでいただけたようでした。(セミナー終了後に複数の方から「面白かった」というご感想をいただけ、嬉しい限りです。)そして今年はシナップ復興支援プロジェクトとして、東日本大震災による津波で甚大な被害を受けた陸前高田市の「酔仙酒造」が復興していく道のりを多くの方へ伝え支援するためのウェブサイトの制作、運用面をお手伝いしておりますのでご紹介いたしました。ちなみに、こちらのサイトにはMT5を使用しております。

シナップでは自社サイトも含め6つのプロジェクトで「Power CMS for MT」を使用していますが、今回は小説、コミックなどを無料で楽しめるエンターテイメントサイトとして話題の「最前線」、新書を中心としたノンフィクションの情報を柱に、20代〜30代のため教養をテーマにした9月21日にオープンしたばかりのサイト「ジセダイ」など、この変革の激しい出版業界において「出版×ウェブならでは」の新しい試みにチャレンジし、時代の最前線を走り続けている株式会社星海社の事例を中心にお話させていただきました。

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その内容を一部ご紹介しますと、「Power CMS for MT」の中でも特に便利だと感じているのがカスタムフィールドProのスニペットフィールドです。入力するデータのフォームを自由に作成することができる機能で、1つのカスタムフィールドに複数の項目を入力する事ができるのでカスタムフィールドの管理が簡単になりました。また、入力フォームも自由に作成できるので、直感的なデータ投入が可能です。他の機能としては、エクセルから出力できるCSVデータでブログ記事を一括更新できるのもクライアントにとって非常に便利だと思います。「最前線」も「ジセダイ」も情報量が非常に多く、毎日更新するコンテンツがあるので管理のしやすさ、更新のしやすさはとても重要なポイントなのです。

アルファサード野田氏のセッションで、会場での関心が高かったアクセス解析機能ですが、星海社のサイトでも利用しています。例えば「ジセダイ」の新刊140文字レビューではページビューによるコンテンツのランキングを生成し、高頻度で更新される膨大なコンテンツの中から人気のコンテンツを抽出することでユーザーの利便性を高めています。

このような便利な機能が「Power CMS for MT」には最初から用意されているため構築コストを減らせ、クライアントの運用負荷も減らせるので、「最前線」や「ジセダイ」のような大規模で更新頻度の高いコンテンツが多いサイトでは非常に利便性が高いと感じています。

詳しくは柿内が今回のセミナーで使用した資料シックスアパート社のサイトで公開されておりますのでご覧ください。

最後のセッションでは再度野田社長が登壇し、アルファサード社内でのコミュニケーションツールとしてXtalkの活用事例をお話されていました。XtalkにもMTが使われているそうです。

私は普段MTをさわることがあまりなく知識がまだまだ乏しいので、前半の2セッションでMTとPower CMSの特長や新機能の説明をし、後半のセッションでは具体的な事例を交えてその活用例を紹介するという今回のセミナーのプログラムはとてもわかりやすく勉強になり、有意義な午後を過ごすことができました。

そういえば、会場で書いていただいたアンケートを拝見したのですが、柿内の講演内容が多くの方にご満足いただけたようでとても嬉しいです。ありがとうございました!


MTやPower CMSを利用したウェブ制作のご相談はお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!講演のご依頼もお待ちしております。

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