3/11のナイキによる被災地支援キャンペーン「RUN TOGETHER MARCH 11」 - 街角ウォッチング(渋谷・原宿)

2012.03.29

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こんにちは。SINAPの鈴木です。SINAP近辺、渋谷・原宿界隈で気になる広告をピックアップしています。突然ですが、皆さんは今年の3/11はどのように過ごされたでしょうか。今回はナイキによる2012年2月27日〜3月11日の間、被災地支援キャンペーン「RUN TOGETHER MARCH 11」について書いてみました。


「RUN TOGETHER MARCH 11」とは

「RUN TOGETHER」のミッションはNike+ランナー(iPhoneアプリケーション Nike+GPS またはNike+搭載プロダクトおよびNike+のアカウント取得者)の合計走行距離が日本の外周に当たる32,000kmの突破を目指すウェブサイト連動企画です。被災地支援としては参加者のランニング1kmにつき500円が寄付されます。またランニングに参加しなくても、キャンペーンサイトのソーシャルメディア(Twitter、Facebook、mixi)からの応援1回につき1円が寄付されます。


RUN TOGETHER MARCH 11


キャンペーン要素について
被災地を応援するこのキャンペーンは以下の要素で成り立ってます。

・スポーツ選手・タレントの応援メッセージ
ポーツ選手・タレントの動画によるメッセージ、また交通広告では彼らの写真を全面に告知が行われてました。

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・メインカラーを紅色に
キャンペーンのメインカラーは紅色が使われてます。意図的かわかりませんが、日本国旗の紅色を彷彿させるカラーリングで日本を意識したデザインなのではないでしょうか。

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・日本地図
日本の外周距離32,000kmを目指すことが主旨ということもありますが、外周をなぞるための日本地図を使うことで、これも日本という国が意識されているのかと思います。


・ソーシャルメディア
ランニングによる参加だけでなく、ソーシャルメディアによる参加でも寄付がされる仕組みになってますので、ソーシャルメディアの拡散が促される仕組みになっています。


プロダクト広告とユーザーライフスタイルのマッチング
企業には様々な形での支援活動があるかと思いますが、このキャンペーンはナイキプロダクトを使ってもらうことが、被災地への支援に繋がり、ユーザーにとっても趣味のランニングの延長線の活動で、無理なく応援ができるようになっています。ナイキのマーケティングとユーザーのライフスタイルから自然に参加できる応援キャンペーンと言えるのではないでしょうか。

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被災地応援は様々な方法があるかと思いますので、自分のスタイルに合ったやり方が継続的な活動に繋がるのかもしれませんね。

シナップでは震災復興支援プロジェクトとして、東日本大震災による津波で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市にある酒造メーカー「酔仙酒造株式会社」様の復興をお手伝いしています。
詳しくは弊社ブログ記事をお読みください。【SINAPlog】 シナップの復興支援プロジェクト



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