こんにちは、2012年入社の外村（広報・秘書）です。

弊社のオフィスには現在SINAP含め5社が入居しているのですが、
各社のことを紹介したく、各代表に話を聞かせていただきました。

今回は株式会社ピクセルグリッドです。

代表の中村氏にピクセルグリッドについて、そしてこのオフィスについて伺いました。

ピクセルグリッドについて

ーピクセルグリッドについて教えてください。

中村　はい。ピクセルグリッドは主にHTML5とJavaScriptの受託開発を中心とした会社です。
　　　受託のお仕事の時はフロントエンドのみをやっています。
　　　デザインやバックエンドはやっていません。
　　　得意な分野は、高度なフロントエンド実装やアプリのUI設計・実装、
　　　大規模サイトのテンプレート設計ですね。

ーなぜデザインやサーバーサイドはやらないんでしょうか。

中村　私たちの周りには、SINAPさん含め素晴らしいデザイナーやデザイン会社がいます。
　　　サーバーサイドも同様で、そういったことは得意なところにお任せしたほうが良いものができると考えています。
　　　なので、私たちは得意なフロントエンドのみに特化しており、社員はエンジニアばかりです。

ーほぼフロントエンド・エンジニアのみ？！ディレクターなどはいないのでしょうか。

中村　はい、間接業務を担当する人や、ディレクターはいません。
　　　メンバーは私含めて7名いて、6名エンジニア1名編集です。
　　　ちなみにフロントエンド・エンジニアは全員著書があります。

ー皆さん著書がある会社はなかなかないですよね。フロントエンド・エンジニア集団の中に編集者がいるのはなぜでしょうか。

中村　最近、CodeGridというフロントエンドに関わる人達のための有料メールマガジンを発行しています。
　　　これは、社内で研究したり、制作現場で実証された情報を社内だけでなく世の中に提供していこうという試みです。
　　　そのコンテンツをブログレベルではなく、雑誌のようなレベルの文章や構成にするために編集者に活躍してもらってます。

ーピクセルグリッドが目指すところは。

中村　ピクセルグリッドは、インターネットを発展させるための会社でありたいと考えています。
　　　さきほど言った通りスタッフの数は多くありません。その中で最大限できることをやっています。

　　　例えば、新しい技術を取り入れて実験的なことをしたコンテンツを公開していくといったことです。
　　　新しいものを作ることで他の方がそれを参考にしたりしてよりよいウェブサイトが多く作られていくと思っています。

　　　また、そうやって得た新しい技術のノウハウをセミナーに登壇して話したり、
　　　雑誌の記事や本を執筆し、他のウェブ制作者に提供していくことで
　　　それを知ったウェブ制作に関わる方々が制作に活かしていってもらうといったことが
　　　インターネットの発展に繋がるんじゃないか、と考えています。

　　　新しい技術をつかったWebアプリケーションやWebサイトを一緒に作りたいという場合はぜひご相談ください。
　　　ただし、基本的にはブラウザで動くものに限ります（笑）

外村より

ピクセルグリッドの皆さんは本や雑誌に寄稿したり、イベントやセミナーに登壇されたりと制作以外でも多方面で活躍されていることは以前から目にしていたのですが、「インターネットを発展させること」が目的だったことを知り、その目的と行動（数々の著書やイベント登壇）が伴っていることに納得をしました。最新の技術を取り入れ、誰よりも早く取り組み発信していくピクセルグリッド、今後も業界を牽引していく会社になるのではと強く感じました。