MovableType プレイベートタグについて
こんにちは、2月よりシナップに入社しました村山です。(フロントエンド担当)
主にCMSツールMovableTypeをいじっていますのでMovableTypeのTipsや、
MTDDC/MTCafe等のイベントレポートをお伝えできればなと考えています。
今回ブログ初投稿という事もあり軽めに
「プライベートタグって知ってます?」
という内容を書かせて頂こうと思います。
ご存知(?)のとおり、MovableTypeではエントリー等のコンテンツに「タグ」をつける事ができます。(※MTML、MTタグではありませんので注意)
この「タグ」は同じ「タグ」がつけられているコンテンツ同士を紐付ける事ができます。
良く見る「タグクラウド」等がこのコンテンツ同士の紐付けを行った形です。
「関連記事」として使われる事も多いでしょうか。
さてこのMovableTypeのタグには「閲覧者」に関連性を提供するほか、
デザイン上でも「○○タグが付いていたらこういう表示をする」といった分岐スイッチとしての役割を持たせる事ができます。
例えば以下の用な使い方があります。
<mt:Entries> <mt:EntryBody> <mt:EntryMore> <mt:EntryIfTagged tag="○○"> <mt:Ignore>○○タグ付きエントリなので○○のカタログを出力する</mt:Ignore> <table class="catalogtable"> .... </table> </mt:EntryIfTagged> </mt:Entries>
しかしこういったスイッチを使っていくと、意図せずに閲覧者に関係のない記事をプッシュしてしまう等の支障が出てくる場合が多いです。
そこで登場するのが「プライベートタグ」です。
(正式には「タグのプライベート・モード」と言います。)
「プライベートタグ」はTags等のコンテナで除外される、閲覧者には提供されないシステム側だけが認識できる「タグ」です。
使い方はとっても簡単で「@サイトマップ」とか「@カタログ」とか、先頭に@(アットマーク)をつけるだけです。
アットマーク付きにするだけでコンテナからは除外されながらもIf系やTagged系等では判定できる様になるため、意図しない関連記事やタグクラウドを正す事ができます。
ここまで読んで「それカスタムフィールドでよくない?」と思われた方も多いと思います。
そのとおりです。カスタムフィールドでもできます。
私はどちらが正しいという事は無いと思います。
タグで管理するにしろカスタムフィールドで管理するにしろ、メリットデメリットは必ずあります。
実際の運用に合わせて設計するのがベターだと思います(お決まりの逃げ文句)。
1つの結果に至る方法は1つではないですよ!というお話でした。
知ってる人には今更な内容でしたがいかがだったでしょうか?
最後にMTCafeのお知らせを。
MTCafeって?
コーヒーでも飲みながらMT語ろうぜ!っていう会です。
2013年3月9日 MTCafeSapporo http://atnd.org/events/36980
2013年4月20日 MTCafe Tokyo 2013 Spring http://kokucheese.com/event/index/75018/
MTCafe Tokyoは前回求職中に参加させて頂きました。
今回は満を持して(?)「シナップの村山」でお茶しにいきます!
田舎から出てきてモバイル端末も揃って、ようやくスタートから飛び出したな感がすごい自分ですが、皆さんとのお話楽しみにしてますのでぜひ会場でお会いしましょう。