シナップの年末年始休暇が驚愕の18連休だった理由
こんにちはシナップ大川です。
今日はシナップの年末年始休暇が18連休だった理由をお話ししつつ、私たちの働き方に対する考え方について触れたいと思います。
シナップは2016年〜2017年の年末年始、12月23日〜1月9日までお休みにしました。
実に18連休です!
実際は23日は全員出社で大掃除をするので、期間としては17日間となります。
とはいえ、一般的な企業では28日ごろから3日ごろまでがお休みで、期間としては6〜7日間といったところではないでしょうか。
17日間はいくらなんでもシナップやりすぎなんじゃないの!? それで会社は大丈夫なの!? はたまに聞かれます。
おそらく単純に17日間営業を停止したらお客様にも迷惑がかかりますし、会社経営も成り立たないでしょう。そんな中、今回あえて長期休暇にしたのには、シナップの働き方に対する考えと、ちょっとした実験がありました。
実はそんなに長いというわけではない
まず種明かしをすると----、
この長期休暇をするにあたって、会社としてオフィシャルでは12月23日〜1月9日までお休みとするとしたものの、進行中のプロジェクトについては担当するスタッフは休暇期間であっても通常通り責任を持って進行することとしました。また期間中2日間は各自日にちを決めて業務をすることとしました。その代わりどの日をオフにしてどの日をオンにするかは期間中自由としたのです。
つまり17日間というと凄そうですが、成人の日まで、飛び石連休の休みと休みの間を埋めただけで、実際は一般的な企業との差は4日程度、うち2日間は業務するということなので、一般にくらべて2〜3日程度多いというのが実情です。
休みと休みの間の営業日は生産性が低い!?
シナップではもともとゴールデンウィークや年末年始が飛び石連休の場合、休みと休みの間はお休みにすることが多いです。というのも休みと休みの間の営業日はお客さまも有給などを使って連休にされたり、仕事をされていたとしても比較的ゆるく進行することが多く、私たちも連休ということで気持ちも浮ついてしまいがちです。
であれば、基本は休みにしてしまい、その代わり、それまでにきっちりタスクを片付けていった方が集中できて良いだろうという判断です。
休みと休みの間をダラダラやるよりも、業務も休みもメリハリをつけてしっかりという方が生産性が高いと考えています。
今年でいえば、多くの会社が1月4日始業、会社によっては年始の挨拶や社員全員でお参りに行ったりしてあまり業務はできないウォーミングアップのような日でしょう。5日からぼちぼち仕事を始めるものの、7日からまた3連休。4日〜6日はなかなかエンジンがかからないという方も多かったのではないでしょうか。
シナップではこうした微妙な!?中日を比較的お休みにしてしまい、その代わり各自が持っている仕事の必要に応じて対応するようにしています。
期間中2日間は各自日にちを決めて業務
この「必要に応じて」こそ今回のもう1つのポイント「期間中2日間は各自日にちを決めて業務」ということになります。
ここは今回実験的に試みたものです。
例えば4日〜6日はクライアントによってはすでに仕事が始まっていますので打ち合わせがあるメンバーもいます。その場合、前述の「うち2日間は業務する」日として稼働したりします。
一方でそうする必要の無いメンバーがそれに合わせて出勤するのもナンセンス、帰省先から戻る際、混雑をさけてゆっくり帰る日に当てられたりできればいいですよね。元日は気合が入るし、実は暇だからいっそ仕事!というのもありです(いませんでしたがw)。
人によって休みはつながっていた方がいい人、分散した方が楽な人、人それぞれです。
どこで仕事をするか、各自が自分のライフスタイルやスケジュールにあったアレンジができることで、より有意義な休暇と業務ができればよいと思いました。
働き方に関する思い
これだけ書くとすごくゆるい会社のように思われるかもしれませんが、こうした考えはむしろシナップの大切にしていることの1つ「働きやすい環境」に含まれている「自由と責任」に根ざし、ある意味厳しいものです。
シナップでは各自にプロとしての責任、自己管理を求めています。またこうした行動は評価にも紐付いています。「休みだわーい」と無責任な行動をしていれば、当然評価は下がります。
実際、自分でそこに責任をもって行うというのは、決めてもらって従うよりも意外と難しいものです。
その代わり休みや業務時間、場所などはかなり自由度高くアレンジできるようにしています。
今回、「どの日をオフにしてどの日をオンにするかは各自の自由」としたのも、自ら考えて責任ある行動を行う機会として実施してみることにしました。
各自がバラバラだと、目が行き届かないのでサボる人がでるのではないか?という議論もありましたが、ここでもシナップなりのスタンスですが、第一に私たちはメンバーを信じています。
第二に、仮にサボる人がでたとしても、きちんとやるスタッフがやりやすいようにやれる方がいいと判断しました。
(さすがにサボった人はいないと思いますが、ダラダラやってしまったという反省のスタッフはいるかもしれません。)
個人的にはこれだけの連休があれば、普段なかなか時間がとれなくてできない新しい個人の創作やスキル習得、読書なんかにその時間をあててもらえたらなと思っていたのですが、さてどうでしょう----。
まとめ
いかがだったでしょうか。
もちろんこの業種でこの人数の組織だからできるということもありますし、チャットや便利なツールなどウェブサービスをフル活用したからこそ可能であったかもしれません。
シナップでは考え方として一般的にこうだからというより、なぜそれが一般化されたか、今それは合理的なのか、技術によって(というと大げさですが、様々なツールを利用して)その問題は解決できないかなどを考えて判断するようにしています。
今回でいえば、連休の間は生産性が高いと言えるのかな?という観点から、飛び石連休はなるべく連休にしてしまい、本人がオンオフをアレンジしながら過ごすことで、メリハリをつけ、パフォーマンス高く、働く人の働きやすい環境が作れたらと思って試してみました。
どのような過ごし方をしたか、詳細まではプライベートなことなのでわかりませんが、2017年が始まって、何人かのスタッフに聞いてみた感じでは、各自充実したお休みができたのではないかなと思います。
スタッフの休暇が垣間見れるコンテンツはこちら『SINAPメンバーのロングバケーション!〜2016-2017 年末年始グルメ特集〜』
また効果的であったか、効果的でなかったかも含めて今後の参考にし、働きやすい環境づくり、生産性の高い環境づくりを模索したいと思います。
英気を養ったシナップスタッフ、気持ち新たに励んでいきたいと思います!
今年もよろしくおねがいいたします!
最後にスタッフ募集中の告知です!
こうした働き方に対するアプローチもそうですが、色々と試行錯誤しながら会社づくりをしています。クリエイティブな人がその力を最大限に発揮してもらえるように、働く環境を考えています。
こうした考え方や価値観に共感し、シナップを自分の場所にして活躍してくれる仲間を探していますので、ご興味のある方はぜひご検討ください。
現在、Webディレクターを積極採用しています。
私たちは、クライアントのビジネス立ち上げから、サービスの継続的発展までのサポートを得意としている会社です。 自由度の高い環境で、あなたのアイデアを実現させてみませんか?シナップではチャレンジングな姿勢を評価いたします。
ご応募、心よりお待ちしております。