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こんにちは、内藤です。

インターネットをしていると必ず見る広告。重要な収入源としているオンラインサービスも多いため、クリック率、閲覧数を上げようと年々進化をしています。最近では、動画の広告をよく見るようになりましたね。2014年の12月に1年のまとめ的な記事が多く上がるのですが、ウェブマーケティングカテゴリの記事では2014年の流行りものとして「動画広告」を上げている記事も多くありました。

そこで今回は、動画広告市場についてその成長の背景を考えてみたいと思います。

動画広告市場の推計

(ソース:http://www.cyberagent.co.jp/files/topics/9392ext04_0.pdf

サイバーエージェントとシード・プランニングの調査によると、2014年の動画広告市場は、前年対比 約2倍、300億円規模に到達、2017年には、2013年の約5.6倍、880億円に到達すると予測されています。

動画は圧倒的な情報量と情緒的な訴求によって、高いエンゲージメント効果がすでに認められています。 最近では、動画広告同様、2014年のウェブマーケティングのキーワードとして多く取り上げられていた「YouTuber」がインフルエンサーとして注目されています。やはり、企業の作ったCMよりも、少し身近なYouTuber動画の方が楽しく、消費者目線で理解することができるのだと思います。

では、もう少し掘り下げて見て行きたいと思います。

存在感が増しているスマートフォンでの動画広告

(ソース:http://www.cyberagent.co.jp/files/topics/9392ext04_0.pdf

こちらは、デバイス別に見た動画市場の推計です。2014年では、まだまだPCがマジョリティですが、2017年では半々になることが予測されています。

シニア世代のスマートフォン普及率が成長の鍵!?

(ソース:http://www.netratings.co.jp/news_release/2014/10/Newsrelease20141021.html

ニールセンの発表したデータによると、まだPC利用者の方が多いものの利用者数は減少しています。一方、スマートフォンはグイグイと増加の一途を辿っていますね。多くの方はデータを見るまでもなく実感としてお持ちだと思います。とはいえ最近ではほとんどの人に行き渡り、スマートフォン市場もそろそろ成長が鈍くなってくるのでは、、、と想像されるかもしません。

(ソース:http://www.netratings.co.jp/news_release/2014/10/Newsrelease20141021.html

こちらは、年代別のスマートフォン保有率のデータです。確かに若い世代の保有率は大きな数字となっていますが、40〜60代にかけてはまだまだ大きな伸びしろがありそうです。

現在の動画広告はスマートフォンユーザを意識してか、比較的若い人向けの印象があります。しかしながら、将来的にシニア世代のスマートフォンの保有率が伸びてくるともう少し多様な広告を見るようになりそうですね。消費の話でよく言われるように、シニア世代は若い世代に比べてお金を持っていて、人口比率が高いので、この世代の保有率の成長は動画広告市場に大きなインパクトを与えるかもしれません。

オンライン広告の進化

オンラインメディアの広告としてよく見るテキスト広告やバナー広告に比べると、その制作費は何倍にもなってしまう動画広告。近年その成長が目覚ましいのは、その制作費に見合うだけの費用対効果が見込まれるようになったことも大きいと思います。すでにお話したようにユーザが増えて広告を見る母数が増えたことはもちろんですが、広告表示のシステムが進化したことも市場拡大に貢献していると思います。

特に、ヤフーが2014年にサービスを開始したことで話題になったDSP(Demand Side Platform)。動画広告に限ったものではありませんが、様々なウェブサイトでターゲッティング配信でき、詳細なフィードバックを得ることのできます。このデータをもとに、ターゲットを細かく調整しながら効果を高めていくことが可能になりました。

まとめ

今回、動画広告市場成長の背景として大きく2つ(1. スマートフォンの普及、2. オンライン広告の進化)取りあげてみました。どちらもまだまだ成長の余地があり、今後も動画広告は存在感が増していきそうです。 個人的にも、動画広告特有のちょっと押し付けがましいスタイルにストレスを感じながらも、時々そんなネガティブ要素を消し去ってくれるアイデア広告に巡り会えるので、今後も動画広告は盛り上がってくれるといいなと思っています。