CAMPの可能性(1)

2010.01.27

100126camp01.jpgこんにちは。SINAP大川です。
今週シナップでは新しい試みとなる、TwitterやYoutubeなどのソーシャルメディアを活用したユーザー参加型のプロモーションサイトなどを低コスト、短期間で構築できるパッケージ「CAMP(キャンプ)」をリリースしました。
このブログをお読みのみなさんは、ご存知かもしれませんが、これまでシナップが手がけてきた自社プロジェクトSINAP SUMMER「砂のQRコードは読めるのか!?」SINAP Christmas Projectなどをベースに開発しています。

最近ますます注目をあびているソーシャルメディアなどを活用したユーザー参加型のプロモーションやキャンペーンですが、シナップではこうしたユーザーとのコミュニケーションを促進するサイトをもっと簡単に作る事はできないかという発想から、今回のパッケージ開発にいたりました。

従来こうしたサイトはシステム開発等が絡むため、コストがかかってしまい、アイデアはあってもなかなか実現できないものでしたが、この「CAMP(キャンプ)」によって、比較的小規模なプロモーションなどでも活用できるようになり、新しいタイプのプロモーションやキャンペーンが生まれる機会を広げられるのではないでしょうか。
また短期間に構築が可能なため、プロモーションやキャンペーンなどはスケジュールがタイトな場合が常ですが、そうした場合でも、企画をあきらめずに済むかもしれません。

さて、そんな「CAMP(キャンプ)」ですが、実際なにができるのでしょうか。
「様々なソーシャルメディアとの連携」と言ってもピンとこないかもしれません。

そこで、今回から数回に渡って、「CAMP(キャンプ)」で何ができるのかを簡単に見ていきたいと思います。


双方向のコミュニケーションとコミュニティの広がり
まず、「CAMP(キャンプ)」の機能を簡単に言ってしまえば、「アンケート結果によって筋書きを変えるドラマ」のように、ユーザーのクリックやコメントなどに反応して、異なる返答を返したり、ヴィジュアルを変化させたり、情報を更新したり、情報発信したりする機能を提供するものです。
ユーザーと一緒に盛り上げていくことで、従来型の一方通行なメディアにはなかった、双方向のコミュニケーションとそれによるコミュニティの広がりを促進します。

しかも「CAMP(キャンプ)」ではこれらユーザーとの双方向のコミュニケーションをPC、携帯電話はもとより、Twitterを始めとするさまざまなソーシャルメディアと連携することができます。こうした情報の広がりを増幅するソーシャルメディアと連携する事により、今までになかったコミュニケーションの広がりを促進できるのが最大の特徴と言えるでしょう。


camp_picCase01.jpgYoutubeとTwitterを利用した事例
例えばSINAP SUMMER「砂のQRコードは読めるのか!?」では、夏の砂浜で巨大な砂のQRコードを作るというムービーをYoutubeにアップし、そのコメントをPCサイト、モバイルサイトから募集しました。そしてそのコメントをブログパーツに配信したり、たくさんのコメントで盛り上がっている様子をTwitterと自動連携してリアルタイムに伝えました。
面白いムービーが人を集め、その感想をもらい、その感想を再発信し、より多くの人を集めるという相乗効果で、公開後またたくまに話題に上りました。

こうしたプロモーションサイトを低コスト、短期間に作る事ができるようにしたのが「CAMP(キャンプ)」というわけです。


アイデア次第でさまざまな使い方が可能
しかしこれはほんの一例に過ぎません。
CAMP(キャンプ)」は基本的にソーシャルメディアをうまく組み合わせ、ユーザーの「アクション」とサイト側の「フィードバック」によってコミュニケーションを広げ、促進するものです。
カスタマイズ次第で、商品の感想を書き込める簡単な掲示板のようなものから、ユーザーの行動を解析して刻々と変化を遂げる育成ゲームのようなものまで、アイデア次第でさまざまな使い方が可能でしょう。

「ECサイトと組み合わせてみては?」、「イベント会場を盛り上げるリアルタイムな投票ツールとしては?」などその活用は規模の大小を問わず様々です。

というわけで、次回は「CAMP(キャンプ)」のこんな使い方ができるのではというアイデアを考えてみたいと思います。

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