オリンピックとインターネット
SINAP 柿内です。
冬季オリンピックも終盤に差し掛かり、いよいよ皆さんも楽しみな女子フィギアスケートも開催され、浅田真央選手や安藤美姫選手の滑りに注目が集まります。
さて、いっそうの盛り上がりを見せる冬季オリンピックですが、Webの世界ではどのような取り組みがされていたのでしょうか。閉会式前にもう一度おさらいし、残りの冬季オリンピックを違った視点から楽しめる情報を本日はお届けします。
たっぷり動画を楽しめる「gorin.jp」
北京五輪に民放テレビ局が共同でたちあげた、gorin.jp。バンクーバー冬季オリンピックでも運営されています。こちらのサイトでは各試合の日程、結果、放送予定に加えて各競技のハイライトを動画でみることができます。
スポーツの放送といえば、テレビ局にとってはドル箱商品です。特にオリンピックといえば、放送局だけでは無く、家電業界も巻き込んだ一大イベントです。そのため、テレビ局が動画を公式にインターネット上で提供することはありませんでした。しかし、放っておいてもyoutube等にコンテンツは流出してしまいます。それならば、公式に戦略的に提供して様々なプロモーション活動をおこなった方がいいという判断なのでしょうが、なんとも時代の流れを感じます。
私なんかは生でテレビ放送を見るのは、仕事やプライベートな用事と重なってしまい、なかなか難しいですが、これならば気になる選手の活躍をハイライトで見る事ができるので重宝します。スポーツ中継は結果を知った後では、録画していた放送を何時間も見るのは何とも苦痛ですので、実はハイライトさえ見れればいいという人は結構多いのではないでしょうか。
コースや会場がみれる「google」
googleでは各競技の予定、結果、ニュース等を見る事ができます。特におすすめはgoogle mapで見る会場の様子です。スキーのコースをストリートビューアーで見ると、実際に選手が滑るゲレンデを確認することができ、何となく現地に行った気分が味わえます。オリンピックは基本的には競技の様子しか放映されませんのが、現地の雰囲気を感じた後にみる競技の様子はまたひと味違ったものになるかもしれません。
Twitterを使って大人数で観戦しよう。
一人でじっくりスポーツ観戦するのも楽しいですが、パブリックビューやバーでみんなで応援するのはまた違った楽しみがあります。ただ、そういう場所に毎回行くのは大変です。そんな方にはtwitterがおすすめです。Twitterにはあるイベントなどに関連するつぶやきを投稿、検索するのにつかわれるハッシュタグというものがあります。テレビを見ながらパソコン画面でTwitterを開き、オリンピックのハッシュタグでユーザーの投稿を検索してみましょう。すると、いま観戦しているひとのコメントがリアルタイムに表示されますので、大勢で観戦してワイワイやってるような気分になれます。また、競技の内容やルールについて疑問があれば質問してみましょう。誰か答えてくれるかもしれません。現地で観戦してるひとが貴重なレーポートをしてくれる可能性もあります。
機能的にはニコニコ動画のような感じですが、現在の状況をリアルタイムで大勢と共有できるのはTwitterならではじゃないでしょうか。
オリンピックのハッシュタグとしては"#olympic" "#gorin"などが良く使われているようです。他には各テレビ局や競技毎のハッシュタグもあるので、それらと組み合わせるといいかもしれません。
ちなみに、http://twitter.com/verified/olympiansでは各選手のTwitterアカウントが公開されています。気に入った選手がいたらフォローしてみてはどうでしょう。