震災から1年。 企業、団体の応援メッセージ、ウェブキャンペーンまとめ。
こんにちは、内藤です。
東日本大震災のあった2011年3月11日から1年以上経ちました。
復興はまだまだこれからですが、今年の3月11日を震災のひとつの節目として、企業や団体が様々なイベントやキャンペーンを行いました。キャンドルナイトや寄付活動、追悼イベントをテレビやそれぞれの地域で目にされた方、参加された方は多くいらっしゃると思います。
今回のブログでは、その中からウェブ上で行われているものをいくつかご紹介したいと思います。
◆JAPAN IN A DAY ジャパン イン ア デイ - ひとつの世界/3・11の24時間/数億人の視点|フジテレビ
去年話題になったソーシャル・ネットワークムービー「LIFE IN A DAY」の日本版、「JAPAN IN A DAY」。あれから一年経った2012年3月11日、世界の人々はどのような一日を送ったのでしょうか。3月11日の私達の「日常」と被災地の映像をフジテレビが紡ぎあわせて、世界の「3・11」を作ります。現在は動画の応募を受け付けており、完成した映像は世界中の映画館で見られるようになるみたいです。
◆いわてデスティネーションキャンペーン 岩手のみんなでポスター作ろう!プロジェクト|JR
JRグループとデスティネーションキャンペーン(※)開催地である岩手県民とでポスターを作り上げるプロジェクトです。撮影期間は2012年2月から5月まで、撮影地は県内10カ所、約1,000人の参加を予定しています。岩手の方々の元気な笑顔とメッセージをポスターにして、元気な東北・岩手を全国にアピールするのを目的としています。
※デスティネーションキャンペーンとはDestination(目的地・行き先)とCampaign(宣伝)を意味し、JR6社と地域観光関係者や地方自治体等が協力して開催する日本最大規模の観光キャンペーンです。
◆忘れない、3.11 震災復興応援イラストメッセージ2012|デザート(講談社)
講談社の発行する漫画雑誌「デザート」の作家さんから、今なお厳しい現実の中で復興に向け頑張っている被災地の方々へ向けたイラストによる応援メッセージです。秋元奈美さん、岩下慶子さん、折原みとさん等が参加されています。
◆日本から世界へ|Japan. Thank You.(観光庁・日本政府観光局主催)
「Japan. Thank You.(観光庁・日本政府観光局主催)」の世界へ感謝を伝えるキャンペーンにUSTREAMが連動し、日本に住む人々が一つになり、支援してくれた海外へ「ありがとう」のメッセージを発信するソーシャルアクションです。USTREAMを使って一般の方が動画を応募し、それをサイト上で閲覧することができます。坂本龍一さんやm-floのDJ☆TAKUさんからのメッセージも寄せられています。
◆THANKS from JAPAN 〜東日本大震災から1年 日本からの「ありがとう」|面白法人カヤック
世界中からの支援やメッセージへのお礼として、みんなの「ありがとう」を募集し、モニターを通じて届けています。投稿された「ありがとう」は現在アメリカ・テキサスで開催中の大規模イベント、「SXSW」で展示されるようです。
面白法人カヤックではこれ以外でも、3月11日を何気ない日常に想いを寄せ、身近な人に「ありがとう」と伝える日として提案し、大切なあの人「ありがとう」を伝えるためのスマホアプリを提供しています。(「3月11日に想いを寄せ、ありがとうを伝えよう」)
みなさんはどのような気持ちで今年の3月11日を迎えたのでしょうか。1年という月日が長かったのか短かったのか、震災で受けた傷を癒すのに充分だったかそうでないのかは、人それぞれだと思います。日常を取り戻すと、あの時感じた想いや考えたことが風化してしまうかもしれませんが、復興はまだまだこれからだし、これを機に解決していく課題は山積みです。このようなサイトを見ることで、自分たちにできることを改めて考えるきっかけとなり、支援や応援、将来の日本を考えることに結びつくことができればと願います。