イベント「タイポにまつわるエトセトラ」に参加して来ました!
こんにちは!デザイナーの久保田です。
夏といえば音楽やアウトドア系のイベントがたくさんあってわくわくしますが、デザイン系の催しも盛り沢山ですね!そんなイベントの中から、7月27日(土)に原宿・VACANTで行われた文字を楽しむイベント『タイポにまつわるエトセトラ』に参加して来ました!
こちらのイベントは、タイポグラファーの大平善道さんが立ちあげたオーダーメイド印鑑ブランド「HOUSE OF HANCO」が開催したものです。
トークイベントやワークショップ、文字フードを楽しむことができました。
私が一番楽しみにしていたのが、モリサワさんのトークイベント「タイポグラフィの基本の"き"」。
書体はとってもたくさんあり、それぞれ特徴があります。デザインするときにどの書体を選ぶかで全体の雰囲気も変わってくるので、書体にはとても興味があります。
お話の中で興味深かったのは、書体が出来るまでのプロセスでした。
書体を作るときはまずコンセプト設定から入るそうです。その後、メインとなるデザイナーが約500文字を書き起こし、設計していきます。熟練者でも一日で20文字程度しか書けない...というお話もあり、とても力が入る仕事だなと感じました。最終的には、他の文字との組み合わせや文章を組んでみたり、様々な検査を経てフォントがリリースされるそうです。
こんなに長い過程から出来るフォントを、しっかりと選んで使おうと刺激になりました。
その後も、大平善道さんや、一〇〇〇BUNKO発行人の松本弦人さんのトークイベントが続き、終日盛り上がっていましたよ!
会場ではHOUSE OF HANCOの印鑑も、試す事ができました。
程よい重みがあり、無理な力を入れずに押すことができます!使い心地もデザインして作られているんだなと感じました。そして、可愛い丸みのあるフォルムも可愛いですね。こんな、持っていて嬉しくなる印鑑なら欲しくなります。
そしてこちらは、3つ開催されていたワークショップの中の1つ「アンテーク木活字を使った活版印刷体験」です!
この中から好きな版を選び...
こちらの機械を使用して、実際に活版印刷を体験することができました。
そして、できあがったのがコチラ!
木版を使用したので、木目が作るカスレがとても素敵な雰囲気になりました!
普段はパソコンでの仕事が多いので、とても新鮮でした。手仕事っていいですね!
このように、会場には、タイポグラフィ大好きさんがたくさん集っていて、みなさんトークイベントやワークショップを楽しんでいましたよ。私も文字にますます興味が湧き、刺激になりました。
また楽しいイベントがあったら参加したいと思います!