bufferの中の人が提案する「Facebook投稿のリーチ数を増やす」6つのTips【後編】
こんにちは、内藤です。
GWが終わり、少しずつ夏を感じるようになってきましたね。とても気持ちのよい時期ですので、Facebookのタイムラインがアウトドアの写真で賑わってきました。
さて、GW前に更新した「bufferの中の人が提案する「Facebook投稿のリーチ数を増やす」6つのTips【前編】」ですが、お読みいただけたでしょうか。今回はその後編をお届けします。
参照: Kevan Lee, "The Complete Guide to Growing Your Organic Facebook Reaach ", buffer
4. Engage your community with questions(質問でコミュニティを惹きつけよう)
記事によると、bufferは、Facebook投稿戦略として画像やビデオの投稿をやめ、質問することによってファンを惹きつけることに成功しています。投稿には告知などの質問以上の情報は入れないそうです。実際にbufferのFacebookページ(https://www.facebook.com/bufferapp)を確認してみましたが、投稿の多くは5w1hを使った質問形式が多かったです。
これは、ユーザとコミュニケーションをとる一番シンプルな方法ですね。ユーザは簡単な質問をされているので答えやすく、また質問に対して他のユーザがどう答えたのかを確認したいというモチベーションも投稿へ興味をもつきっかけになります。それがサイクルとしてうまく周り、リーチ数に貢献したのでしょう。 ただ、質問をして答えてくれるだけの関係性が前提となっているので、採用の敷居は少し高いと思います。1度試してみるのはよいかもしれません。
5. Share self-explanatory photos(分かりやすい画像を共有しよう)
投稿には画像を付けましょうというのはFacebook投稿の基本ですが、bufferはそれ以上に画像の内容と質について言及しています。以前bufferがテストした結果、「テキストでの説明がなくても理解できる画像」がユーザの興味をより引きつけといことがわかりました。 例として、以下の2つの画像を比較しています。
日々多くの情報がタイムライン上で流れていきますから、パパっと見て理解できるものがいいのでしょうね。ユーザの立場で言えば、投稿が興味のあるものかどうかを判別するのにも役立ちます。
6. Look at the numbers differently.(違う数字を見てみよう)
FacebookマーケターであるLoomer氏は、個別の投稿に対するファンへのリーチは8.6%なのに対して、日毎のリーチ数は26.8%であることに気づきました。これを例にして、Facebookのインサイトデータをダウンロードし個別の投稿リーチ数以外の数字を見ることの重要性を、bufferの中の人は説いています。
確かに、個別の投稿リーチ数は管理者にとってパッと確認できるものなので、ここを見て一喜一憂してしまうのもですが、インサイトデータを見ると、1日のオーガニックリーチ、週間のオーガニックリーチ、28日間のオーガニックリーチを確認することができます。投稿リーチ数とこれの数字を総合的に見て考察することで、ファンの多様な行動がもう少し具体的にイメージでき、投稿の改善に役立ちそうですね。
いかがでしたでしょうか。ユーザ属性が国によって様々なので、うまくあてはまるものとそうでないものがありそうですが、試してみる価値はありそうですね。 このTipsに行き着くためにbufferはトライアンドエラーを繰り返してきたようです。同じように、私たちも施策を試すときは仮説をたてて検証する視点を持っていきましょう。