Tokyo Designers Week2014へシナップデザインチームで行ってきました!
こんにちは、久保田です。秋は美術大学の学園祭があったり、美術館でイベントがあったりと楽しい季節ですね。みなさんは何かイベントに行かれましたか?
シナップのデザイナーチームは、会社の近くで開催されていた「Tokyo Designers Week2014」へ行ってきましたので、今日はその作品の中からいくつかピックアップしレポートをお届けしようと思います!
会場に着きました!夜は少し寒いです。。
入り口に入るとすぐメリーゴーランドがお出迎えしてくれます。ここから会場内をぐるっと一周していきました。
アンドロイド ASUNA
スーパーロボット展に展示されていたアンドロイドです。ネットで見てもリアルな人間に近いな...と感じていたのですが、実際目の前にすると肌の質感や髪までとてもリアルでした。
また、喋りかけると会話を楽しむことができました。「はい」「いいえ」以外でもちゃんと回答してくれます。
私が話してわかったことは、
- 16歳
- 本を読むのが好き
- 家に専門書がたくさんある
- 住まいは千代田区
- 好きな男性のタイプは真面目な人
...です!
また、英語も話せるようで外国の方が英語でおしゃべりしていました。(ドイツ語は分からないと言ってました。)
そんな会話もできてしまうなんて...。技術の進化を感じました。
東北新社 × SHIFTBRAIN
音と映像を使った参加型インスタレーション作品です。どうやって遊ぶのかというと...
- まず、数秒の動画を撮影します。その時、電車やバスに乗るときに使用するICカード(SuicaもしくはPASMO)へ記録します。
- ICカードを設置されているテレビの上にある装置へかざします。すると、撮影した映像がテレビにインプットされます。
- 中央に置かれている音楽装置の鍵盤を叩くと、先ほどインプットした映像が映り参加者が楽しむことができます。
映像は上書きされるまで残っているので、全部自分が映っているものをインプットして展示物ジャックをするのも面白かったかもしれませんね。
建築模型とその提案書展
こちらのブースにはたくさんの建築模型が展示されていました。
特に面白味を感じたのは、名和晃平さんの作品です。ヘッドマウントディスプレイである「Oculus Rift」を覗くと、名和さんの作品が視野空間に現れ、その建築空間を体験することができるものでした。
頭の角度によって360度見えるものが違うので、まさにその建物の中に入って見ることができます。
模型は一般的に外から見るものが多いですが、こうしたVR (バーチャルリアリティ) を利用することで中からもその建築物を体験することが出来るのはよりリアルで面白いと感じました。
JINS MEME
メガネでお馴染みのJINSがウェアラブルデバイス「JINS MEME」で出展していました。
JINS MEMEは電位差(眼電位)を読み取ることで装着者の疲れや眠気といった健康状態を感知できるものですが、今回の展示ではJINS MEMEを利用して音と映像を視線の動きで操ることができるインスタレーションがあり、色鮮やかな演出がされていました。
その他の展示
触れるプロジェクションマッピング
キネクトを使用しているようで、車に触るとその箇所の映像の動きが変化します。
『着物×きもの×KIMONO』
様々な着物の展示がありましたが、私が一番好みだったのは清川あさみさんの作品です。純白な着物にまとった蝶々がひらひらと動いていて、とても美しかったです。
この他にもイラストやインスタレーション作品、学生さんの展示など、思わず足を止めてしまう作品がたくさんありました。
また、デザインチームのみんなで行くとそこから話が膨らんで楽しいものですね。これからも世の中のデザインや技術に注目していきたいと思います!