Webでマンガを読む時代!マンガとWebサイトから学ぶ効果的なプロモーション事例

2018.03.01

18comic_promotion_top.jpg こんにちは。シナップ広報・ライターの鈴木しのです。

みなさんはWebサイトで、マンガを活用した企業の広告プロモーションを観たことがありますか?

最近ではスマートフォンやタブレットでマンガを読む機会が増え、マンガを活用したプロモーションも増えています。そこで今回は、デザイナーチームの飯山がマンガを活用したプロモーション事例を調べてくれましたのでまとめてみたいと思います。

マンガを活用した効果的なプロモーション

今回のテーマは、マンガを活用した効果的なプロモーション。「1年が、3年にも4年にも感じる」と言われるほど揺れ動きの多いWeb業界では、昨年の1年間だけでも記憶に残るサービスやコンテンツが多数世の中に配信されています。

その中でも、デザイナーチームの飯山が目を付けたのは「マンガ」と「Webサイト」を掛け合わせた事例について。最近はWebでマンガを読む機会も増えているということで、実際どのような事例が話題となったのか調査してまとめてみました。

マンガを活用したプロモーション事例1
資生堂『みんなの編集(メイク)で変化する恋愛漫画』

資生堂が発売しているメイクブランド『INTEGRATE』のプロモーションサイトで公開されたWebコミックです。

原作を、現在フリーランスライターとして活躍されている夏生(なつお)さえりさん、制作では豊かな発想力でWeb界隈を賑わせる佐藤ねじさんが担当したことで話題となりました。

女性を主人公とした物語で、目線やアイシャドウの色を選択することでその後の物語が展開していくユーザー参加型のコンテンツなのがとても印象的でした。

18comic_promotion_01.jpg http://comic.ie.shiseido.co.jp/story01/edit.html" target="_blank

マンガを活用したプロモーション事例2
Adobe『Creative Cloud×中間管理職トネガワ』

Adobeの『Creative Cloud』と、マンガ『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ作品として知られる『中間管理職トネガワ』とがコラボレーションしたWebコミックです。

ストーリーの中に『Creative Cloud』の魅力や登場人物の魅力をそのまま織り込んだことで、一つのコンテンツとして十分に楽しめます。「Adobeなのに!」といった、従来のAdobeらしくない世界観が衝撃的でした。

18comic_promotion_02.jpg https://www.adobe.com/jp/creativecloud/information/cc-tonegawa.html(公開期間終了)

マンガを活用したプロモーション事例3
サントリー『ふんわり妄想シアター』

サントリー『ふんわり鏡月』のサイトで公開されたWebコミックです。原作は、人気マンガ『ソラニン』や『おやすみプンプン』の作者である浅野いにおさんが担当しました。

スクロールによって物語が進行し、ユーザーのアクセスする回数によってストーリーが異なります(調べてみたところ、全部で3パターンでした)。全パターンとも、まったく同じコマではありながらも、セリフ回しが異なるためストーリーの楽しみ方や幅がグッと広がります。

また、プロモーションサイトでありながらも商品を全面に押し出しているわけではないので、違和感を持つことなくストーリーに入り込めたことにも好感が持てました。

18comic_promotion_03.jpg http://funwari.com/funwari/

マンガを活用したプロモーション事例4
集英社『約束のネバーランド』

マンガ『約束のネバーランド』の公式サイトです。マンガの世界観をそのままWebサイトに落とし込んだような細かいデザインが目を引きます。Webサイト内に置かれた一つ一つのコンテンツが非常に豊富で、作品のPR動画には感じられないほど作り込まれていました。

また、サイト内で使われている音楽やデザインは作品を読んだからこそ共感できるポイントでもあります。作品を知らない方でも知っている方でも、みんなが楽しめるようサイトを設計しているのでしょう。

18comic_promotion_04.jpg https://sp.shonenjump.com/j/sp_neverland/

マンガを活用したプロモーション事例5
講談社『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』

マンガ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』の公式サイトです。ドラマ化をきっかけにサイトデザインを一新して、マンガを取り入れたのだそう。

作品の中心となった吉祥寺をはじめとして、さまざまな街のプロモーションにもなるようなコンテンツ設計に注力しています。ツイッターとの連携もはかることで、ユーザーも参加しやすい楽しめるサイトになっていました。

18comic_promotion_05.jpg http://comic-sp.kodansha.co.jp/kichijyoji/

マンガを活用したプロモーション事例6
日清『HUNGRYDAYS アオハルかよ。』

最後にご紹介するのは、日清『カップヌードル』のプロモーションサイトです。 アニメ『サザエさん』をモチーフとして起用し、CMと合わせてWebサイトを公開しました。奥行き感のあるパララックスサイトで、余白を大きめに取り見やすく設計されています。

今回の「サザエさん」がコラボレーション第3弾となるこのサイト。これまでに発表した『魔女の宅急便』や『アルプスの少女ハイジ』を題材にしたシリーズも注目を集めています。

18comic_promotion_06.jpg http://www.cupnoodle.jp/hungrydays/sazae/ (公開期間終了)

おわりに

今回は、マンガを活用したプロモーションをテーマに6つのサイトをご紹介しました。

Webだからこそ活かすことのできる、スクロールやクリックを上手に活用したコンテンツが話題となっているようです。また、ユーザー参加型にすることで、「ついつい読みたくなる」という感情を生み出していることも伺えます。

18comic_promotion_07.jpg http://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/

そして、シナップでもWebマンガに関連したサービスとして、お手伝いしている星海社の4コママンガ配信サービス『ツイ4』にて広告販売を開始しました。とくに「タイアップ4コマ」という広告メニューは、現在23万フォロワー、月間1.7億インプレッションを超える(2018年1月現在)『ツイ4』で7日間オリジナル4コマを連載できるユニークな広告メニューです。

使い方次第でさまざまなプロモーションに活用できると思いますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください!

本記事を参考にしながら、さまざまなWebサイトの施策について考えてみていただけると幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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