株式会社フォッシルジャパン
デジタルチーム シニアマネージャー
オウンドメディアを活用する『MISFIT LIFE』の取り組み
こんにちは、8月よりフロントエンドエンジニアとしてシナップに入社いたしました渡邉です。
今回は関係者の方々にお送りしている冊子『SINAPJournal 2017 Summer』より『オウンドメディアを活用する『MISFIT LIFE』の取り組み』の対談の掲載内容をお届けしたいと思います。
MISFIT(ミスフィット)とは?
あなたのファッションになじむ、スマートウェアラブル。
http://jp.misfit.com/misfitlife/
シナップではオウンドメディアの立ち上げから運用まで、これまで幾つかの企業のお手伝いをしていますが、今回は活動量計『MISFIT(以下、ミスフィット)』のオウンドメディア『MISFIT LIFE』について、クライアントの古谷さんと編集長の芳麗さんをお招きして、担当の野原と対談していただきました。それでは対談の内容をご覧いただきましょう。
今回の対談メンバー
オウンドメディアを始めるきっかけはなんだったのでしょうか?
古谷:「活動量計」自体がまだ世の中に広く知られていなかったので、潜在的に購入意欲を持つ層をいかに見つけて製品を届けるかという課題がありました。そのため、サイトで製品情報のみを伝えるのではなく、日々のどんな場面でどのように『ミスフィット」を取り入れると生活が豊かになるかを提案できる読み物記事を用意したいと思い、立上げに至りました。
野原:最初はプロジェクトメンバー全員でペルソナを作りましたよね。
古谷:はい、ペルソナを作ることでどんなターゲット層を狙うのか具体化し、PR、広告、Web施策など各種メディアでターゲットがずれないようみんなですり合わせを行いました。
コンテンツの企画はどのように考えていったのでしょうか?
芳麗:基本的に企画は3人が中心になって考えることが多かったです。よくある記事で終わらないよう、製品と絡めつつ、『ミスフィット』(ちょっとユニークな)というキーワードを中心に企画を立てていきました。 ライターという職業柄色々な方からお話を聞く機会が多く、伺った内容から企画を発想する時は『ミスフィット』というキーワードを意識しています。オーソドックスな企画でも、切り口と人選に独特の色、ユニークさがあるのが特徴ですね。色んな企画の芯には一貫して『ミスフィット』というキーワードがあって、コンテンツが増えていくとより際立ってくる気がします。
これまでで思い出深いコンテンツはありますか?
古谷:個人的に印象深かったのは、鴎来堂の柳下恭平さんとエッセイストの紫原明子さんのインタビュー記事ですね。『ミスフィット』を代表するような方たちで、面白い記事でした!
野原:私は五感特集の記事ですね。『MISFIT LIFE』のキーワードである「食べる・想う・整える・動く・眠る」という5つの言葉で製品の訴求ポイントを再整理でき、この記事をきっかけに、オウンドメディアが目指す方向が明確になった気がします。読み物として面白いだけでなく、製品へ繋がるきっかけみたいなものがこのキーワードで作れたかなと思います。
芳麗:『MISFIT LIFE』へお声がけいただいて最初に思いついたのがこの五感特集でした。ブランディング要素も強く、特に上質なコンテンツになりましたよね。私はカツセマサヒコさんやわかるさんとのコラボシリーズも思い出深いです。Webで影響力の強い人気クリエイターさんとのコラボで、ものづくりに対する姿勢や、SNSを使った拡散の仕方など参考になることがとても多かったです。
広告とオウンドメディアの違いはどのように考えていましたか?
芳麗:オウンドメディアは製品広告との線引きが難しく、どう取材交渉していくか葛藤もありました。自分の興味が強いヘルス・ビューティー分野ですし、私自身も『ミスフィット』が大好きなので、途中からは、シンプルに 「楽しいこと、面白いことを一緒にやりましょう」という気持ちで企画を提示して、声をかけて行きました。
野原:古谷さんが一番気持ち的には難しかったんじゃないですか?売上を意識しないといけないけれど広告にばかり寄った記事を作ることもできないですし......。
古谷:サイトに来てすぐ購入したいかというとやはりまだそうじゃないんですよね。記事がバズってPV数が上がっても売上にすぐ反映されるわけではなく、何を指標にしてどう施策を打っていくのかは難しいですね。
野原:広告はどうしても短期決戦になりがちですが、オウンドメディアは長期的な効果が望めるので、コンテンツを蓄積していくことに意味があると考えています。広告に寄りすぎると読者のテンションは一気に下がってしまうので、色んなタイプの記事を読んでもらって、読者の気持ちが運動や健康、リラックスなどへ動いた時にスッと商品が入ってくるようなイメージを持って作っています。
最後にシナップについて率直な感想をお願いします。
芳麗:え、感想ですか?笑
古谷:そうですね、『ミスフィット』専属でお仕事されているわけではないのに、ドライ感が全然ない。笑 ほど良い距離感で相談できて、レスポンス良く対応してくれる点ですね。
芳麗:制作会社とチームを組んでお仕事をしたのは初めてでしたけど、一人一人の顔が見えるし、個性ときちんとした部分のバランスがいいですね。センスの良さとそれをひけらかさない器用なところも魅力です。
野原:ありがとうございます。笑 そう言っていただけると嬉しいです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?今回の対談記事をお読みいただき、『ミスフィット』へのご興味が湧いていただいたら幸いです。 最後に『ミスフィット』の製品の紹介動画をご紹介し、お別れしたいと思います。
『RAY(レイ)』 http://jp.misfit.com/products/ray/
また今回ご覧いただいた対談の他にも、『SINAPJournal 2017 Summer』のPDFを全てご覧になりたい方は、下記よりダウンロードいただけます。ぜひチェックしてみて下さい!
ダウンロード(4.7MB):SINAPJournal_2017s.pdf
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