都内から長野への移住したメンバー体験談!〜UIJターン地方移住のリモートワークっておすすめ?〜
こんにちは。シナップ飯山です。 グロースチーム所属、普段は主にCV改善案件でのABテスト進行やデザインタスクに従事しています。
早速ですが、シナップではコロナ禍の状況を鑑みながら2020年2月よりリモートワーク(在宅勤務)体制へ移行し、早いもので3年弱が経過しました。そしてそんな中で、私はシナップのオフィスがある東京から長野へ2022年の春先に移住し、もうすぐ半年になろうとしています。
今日はそんな私の経験を踏まえ、リモートワークで地方移住を考えている方や、首都圏以外に住んでいる求職者の方などに向けて、地方移住をしてからのリモートワークでシナップで働く実感をお伝えしたいと思います。
UIJターン移住について
さっそくですが移住の話をする際によく、Uターン、Iターン、Jターンという言葉がでてきますが、違いをご存知でしょうか? 簡単に説明すると、下記になります。
- UIJターンについて
- Uターン:地方から都市へ移住したあと、再び地方へ移住すること。
- Iターン:地方から都市へ、または都市から地方へ移住すること。
- Jターン:地方から大規模な都市へ移住したあと、地方近くの中規模な都市へ移住すること。
私の場合は神奈川生まれで東京から長野に移り住んだので、「生まれ育った都市圏から、別の地方への移住」に当たる「Iターン」移住になります。
Iターン移住しようと思ったきっかけや経緯
リモートワーク化、外出自粛、部屋の更新期限、自然が多い地方への魅力、そして猫。
次に都内から地方へIターン移住しようと思ったきっかけですが、シナップが完全リモートワーク化で、オフィス出社が必須ではなくなったのがまず大前提にあります。 通勤がなくなり、当時はコロナ禍の外出自粛もあり、繁華街近くに住みつつも家の外を出歩くことが極端に減っていました。
そんな中で住んでいる部屋の更新時期まであと半年と迫り、コロナ禍の情勢から元の生活に直ぐに戻れるか確証もないこともあり、段々とニューノーマルを受け入れた生活スタイルを考えるようになりました。都内各所へのアクセスの良さなどの利便性よりも、部屋から緑が見えたり、都内だと土日に旅行に行くような自然が多い地域がすぐ近くにある、地方の魅力に惹かれ始めていました。
そして最後の後押しとして大きかったのは、実は猫でした。 住んでいたのがペット不可の部屋だったこともあり、飼いたい気持ちを抑えながら保護猫カフェに足を運んでいたのですが、もし引っ越すなら保護猫を引き取って飼いたい、でも間取り・広さ・家賃など希望条件に「ペット可」を加えると、都内近郊では折り合いがつく物件に出会えずにいました。 そんな状況の中、都内近郊という条件を取っ払うことで猫が飼える現実がある。これが後押しになりました。
これら複数のきっかけが重なって、環境をがらっと変えて地方での新しい生活スタイルから得られることを優先して、地方移住へと舵を切りました。
Iターン移住による仕事への影響
そんなこんなで移住をしたのですが、日常的な仕事への影響はどうかというと、移住前となんら変わらず働いています。
自宅のネット環境やセキュリティ面が整っていることは大前提ですが、シナップではコロナ禍当初からリモートワークにおける社内環境や制度の整備がされている状態だったので、住む場所が全国どこに変わっても大きな支障がないと思います。
シナップでは、リモートワークに関する社内制度として、以下のようなものがあります。
- 環境整備費(デスク・チェアの購入補助)
- リモート手当(通信費等の補助)
- オンライン懇親会補助(お昼や夜に行うオンライン懇親会の補助)
- 非対面での基本的なコミュニケーションルールの制定
その他、毎日の朝礼で各自の1日の予定を共有しあったり、夕礼では残タスクの有無についてなど、メンバー全員がZoomで集まって顔を見ながら報告・相談を行っています。朝夕以外にも、Slackで常にテキストコミュニケーションを取りつつ(分報なども活用)、Figjamで意見交換をしたり、口頭説明が必要であればビデオMTGで相談をしています。併せて日々の悩みなどを持ったままにしないよう、月に1度負担にならない時間で代表や副代表と1on1MTG、チームリーダーとの1on1MTGも実施しています。
またクライアントとのMTGも基本的にはオンラインで実施させて頂いてるため、社内だけでなく社外の方の協力もあって、リモートワークでも対面時と変わらず仕事を進めることができているのかなと思います。
Iターン移住をしてよかったこと
信州のサウナ各所への渋滞ストレスゼロ
旅行の目的がサウナしかないくらい、各地のサウナに行くのが好きなのですが、長野はサウナ施設数が全国5位で、人口当たりでは全国2位の言わずと知れたサウナ王国なんです。都内から信州へ向かう際は常に渋滞にハマってましたが、移住してからは長野近隣県への移動は渋滞が無く、ストレスフリーです。
部屋の窓から常に空と山と木々が見えて、リフレッシュできる
以前は部屋から見える景色は隣のマンションと空が少し見えるかどうかで。気分転換がしづらい印象でした。 今は車通りが少なく、家の周りは畑も多いのどかな場所なので、1日中静かで集中しやすいです。自然が近くにあるだけで、心身ともに健康的な日々を送れてる気もします。夜遅くまで営業している店も少ないので、就寝時間と起床時間が自然と早くなりました。
Iターン移住で気をつけること
リモートワークは結局自己管理できるか
仕事の開始から終了まで、基本的には自宅で稼働してるので、 プライベートな用事を就業時間の前後や、合間に取り入れて調整しやすくなりました。 ただし、集中できる環境づくりやSlackのメンションに対する即レスなど、お互いの状況が見えづらいからこそ、まずは自分の行動を律する必要があります。
地方移住のデメリットも受け入れる
都内ほど電車・バスなど公共交通機関の利便性は期待できないこともあります。運行本数が少なく、カーシェアやシェアサイクルなどのスポットもないので、基本的に移動手段は自家用車がメインです。移住先にもよりますが、車が必須な地域だと購入費用や維持費など大きな支出が生まれます。とはいえ、都内に比べると車は生活必需品ではあるものの、近くの山や気軽に遠出したり行動範囲も広がるのでデメリットばかりとも言えませんが。
コミュニティづくりが必要
私の場合は知り合いが誰もいない土地への移住だったので、移住先で新しいコミュニティづくりは自ら動かないと生まれません。 移住者が多い地域なので、オンラインで情報交換できる場があったり、コワーキングスペースで交流するきっかけをつくったり、外へ出て新しい交流の場を維持していく必要性も感じています。
最後に
シナップには私以外にも地方移住してるメンバーが何人かいます。(九州1名、関西1名、信越2名)
首都圏以外に住んでいる全国各地の求職者の方にとっても、手前味噌ですが、シナップは仕事とプライベートのワークライフマネジメントがしやすい会社かなと思います。もしシナップの業務に少しでも興味がありましたら、住んでいる場所は問わず気軽にお問合せください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。