2024年5月 『サイト改善の専門家』が選ぶ、サイト改善に役立つニュースまとめ
こんにちは、シナップのグロースチームです。
2024年5月のサイト改善、サイトグロースに関する、シナップが気になった記事をまとめてお届けします!
AI時代にSEOをうまく進めるには? WixのSEO責任者が贈る6つのアドバイス(前編)
https://webtan.impress.co.jp/e/2024/05/13/46953
記事要約
この記事は、AI技術が進化する中でSEOを最適化するための具体的なアドバイスを提供しており、特にコンテンツ制作と最適化に関する戦略が詳述されています。
- AIコンテンツの最適化:AIを活用したコンテンツの大量公開と最適化が今後増加し、そのための戦略が重要になる。
- AIの力を借りた競争:AIツールを利用する競合が増えることで、コンテンツ更新の頻度や質が求められるようになる。
- サイボーグコンテンツ:UGCとAIコンテンツのバランスを取ることで、より効果的なSEO戦略を実現する。
- E-E-A-Tの重要性:経験・専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)の要件を満たすコンテンツが、AI時代においても重要となる。
- コミュニティの活用:信頼できるコミュニティを活用し、コンテンツの価値を高めることが求められる。
シナップコメント
前編・後編の2部構成の記事です。どちらも必見。
「E-E-A-Tの重要性」はとても同感です。今後はAIで生成できる情報の価値はどんどん少なくなり、経験こそがユニークなコンテンツとなるのだと思います。
生成AIを活用するSEOコンサルタントの心得-生成AIを使うべき業務とそうではない業務-
記事要約
- 生成AIを使うべき業務:
- 自分の知見があり、正解となるアウトプットを持っている業務。
- 社内的な簡易調査や分析業務。
- 情報の文字起こしやサマライズ、既存内容の再利用、イメージ図の作成など。
- 生成AIを使うべきではない業務:
- 責任を負えないテーマ・領域の作業(例:医療や法律)。
- 会議の進行やクライアントとのコミュニケーションなどのファシリテーション。
- 手順や優先度が都度変わる業務(例:戦略策定)。
- SEOコンサルタントとしての心得:
- 自分の責任として出せるアウトプットは生成AIを積極的に活用する。
- 生成AIが出した結果に対する責任を持つことが重要。
- マーケティング系の業務の本質は人の心を動かすことであり、人間の感情に触れるコンテンツが求められる。
- 生成AIの進化と今後の展望:
- 生成AIは今後さらに進化し、SEOやコンテンツ制作の方法が大きく変わる可能性がある。
- 現段階では生成AIは最強のツールであり、全てを解決する魔法のような存在にはまだ時間がかかる。
シナップコメント
「AI使っても良いけど、最後まで責任を取れ」がとても分かりやすい線引になって良いなと思いました。
「私がよく使っていること」おもしろかったので、ぜひ記事を読んでみてください。
ChatGPTの新データ分析機能がすごい!
https://note.com/it_navi/n/nfab00cb42254
記事要約
- 新機能の紹介:
- ChatGPTの新モデルGPT-4oが導入され、データ分析機能が大幅に改善された。
- 有料ユーザーのみが利用可能で、Google DriveやMicrosoft OneDriveからファイルを追加できる。
- インタラクティブな表とグラフ:
- インタラクティブな表の表示と編集が可能で、データの並べ替えや部分選択による質問ができる。
- 棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、散布図などのインタラクティブなグラフ作成が可能。
- データ分析の例:
- スターバックス店舗数と都道府県の人口データの相関分析。
- ポケモンのステータスデータの分析と視覚化。
- 応用範囲:
- 月ごとの売上データや教育用標準データセットの分析にも応用可能。
- データから得られるインサイトを抽出し、ビジネス戦略や政策提言に役立てることができる。
シナップコメント
みなさんGPT-4o早速活用してますか?
どんどん便利になって、ますます仕事に必要不可欠なツールになってますね。
【保存版】資料請求フォームの向き合い方
https://blog.ja.dev/entry/blog/2024/05/08/what-to-consider-when-improving-contact-form
記事要約
この記事では、ユーザー視点を取り入れた資料請求フォームの改善方法について具体的な例とともに説明されており、B to B企業の担当者が試してみたくなる内容になっています。
- ユーザー視点の重要性:
- フォーム改善にはユーザー視点が重要で、企業側と利用者側には知識や要求にギャップがあることを認識する必要がある。
- 資料請求フォームを顧客とのコミュニケーションの一形態と捉え、利用者にとってわかりやすいフォームを目指す。
- よくある問題点:
- 必須入力項目が多すぎると離脱の原因になる。
- 氏名欄の入力形式が限定的であったり、性別選択が二択のみであるなど、ユーザーの多様性を考慮していない。
- 資料送付方法が不明確であるとユーザーに混乱を招く。
- 改善案:
- 入力欄を必要な情報とそれ以外に分ける。
- 氏名欄を漢字だけでなく英語名などにも対応させる。
- 性別選択を多様にし、選択しないオプションも設ける。
- 資料送付方法を明確にし、ユーザーが情報を正確に理解できるようにする。
- データの活用:
- 既存の顧客データや調査資料を活用し、顧客像を明示化することで、フォーム改善の信頼性を高める。
- 社内のデータを活用し、実際のユーザーと企業の視点のギャップを埋めることが大切。
シナップコメント
BtoBでよくある資料請求フォームのbefore/after事例。
どういう考えでafterになっているかも解説されているので、フォーム改善を考えている人やフォームのABテストネタのヒントが欲しい人も必見です。
【長文】 NEWT(ニュート)のグロースを実現した6つ+αの正義を紹介してみる
https://note.com/shinojapan/n/na3f5b18748e6
記事要約
この記事では、NEWTがどのようにして大幅な成長を遂げたかについて、具体的な事例と共に説明されています。特に、速さや効率性を重視した戦略が顧客満足度を高め、成長を支えたことが強調されています。
- 速いは正義:
- サービスやプロダクトのレスポンスが速いことは価値であり、全ての部署の重要KPIに速度の指標を入れるべき。
- 迅速な対応や素早い検索レスポンスなど、スピードが顧客満足度を向上させる。
- 短いは正義:
- 情報やプロセスを簡潔に保つことで、ユーザーの利便性が向上する。
- プロダクト開発や会議時間の短縮など、効率的な運営が重要。
- 守るは正義:
- 企業の成長を支えるためには、しっかりとした守りの体制が必要。
- 規約やルールを守ることでブランド価値を保ち、長期的な成功を目指す。
- カオスは正義:
- カオスは成長の証であり、難しい課題に直面することが企業の進化を促す。
- カオスを乗り越えることで、真のパフォーマンスが発揮される。
- お得は正義:
- 経済合理性を重視し、コスパ・タイパ・LTV(ライフタイムバリュー)の高いサービスを提供することが重要。
- 顧客にとってのお得感を追求することで、長期的な顧客満足度を向上させる。
シナップコメント
ヘッドレスCMSではない方のNEWTの2年間のグロースの取り組みから得た知見をまとめてくれた記事。
「トラベルリンク」という機能おもしろいですね。ナレッジがいろいろ詰まっていて参考になりました。
まとめ
今月のまとめはいかがでしたか?
5月はChatGPT4oが盛り上がりましたね。さらに業務効率向上に役立ってます。
来月もよろしくお願いします。