YouTuberになるために必要な15選のテクニック・企画・編集とは?
こんにちは、鈴木です。
最近、「YouTuber」という言葉を耳にするようになりましたね。YouTuberとは独自制作した動画を継続的にアップして、動画の再生回数によって得られる広告収入を得る人達です。広告収入を主体にして生活をしている人もいるようです。
そこまでになるにはハードルが高いかもしれませんが、YouTuberが蓄えたノウハウから独断と偏見で、参考書籍・サイトからベーシックに最低限必要そうな企画・編集・テクニックを15個ピックアップしてみました。
企画編:どんな動画を企画するべきか?
1. 日常的な身近なものをネタにする
更新頻度は人気を保つ生命線です。 制作時間がかかる動画は継続していくつもの動画を配信することが困難になります。 まずは日常的な身近なもので継続できるネタから始めましょう。
再生回数をランキングしている「VidStatsX」というサイトによると 上位ランクの日本のYouTuberのコンテンツは雑貨・ガジェット・おもちゃレビュー、ゲーム実況、料理、ネコ、◯◯やってみた、など日常的な動画を配信しているサイトが多く見受けられます。
2. 顔を見せる
例えば、料理動画でも料理だけが写っているよりも、 料理をしている人物が映っている方がキャラクター性が出て親しみを持つことができます。 視聴者は登場人物も含めて、料理動画を楽しんでいるのかもしれません。
3. プラスワンの発想
プラスワン発想とは1アイデア加えることによって、差別化を行うことです。 プラスワン発想を使えば特別な才能がなくても個性的な動画にすることができます。
例えば、女性が料理をする動画はありきたりなものですが、 以下の「Cooking with Dog」という人気チャンネルは 「料理教室」というコンテンツに以下のようなプラスワン発想が盛り込まれています。
- キッチンに犬がいる
- 英語のナレーション
犬が常時キッチンに座っているので「犬かわいいな〜」とか考えながら動画を観てしまいます。料理じゃないところで楽しんでしまっているわけですね。 また、ナレーションを英語としているのは、日本向けに作るより沢山の再生回数を得るための工夫かもしれません。
Cooking with Dog
以下の動画はおもちゃ紹介動画ですが、紹介者が子供達であることがプラスワンですね。
Kan & Aki's CHANNEL
弊社作成のスイカ割り動画ですが日本刀やヌンチャクや象など、様々なスペシャリストに割ってもらう点がプラスワンです。
日本!スイカ道 THE MOVIE 〜しかも信じられない割り方で [SINAP SUMMER 2010]
4. 動画のカラーをつける
タレントの世界でもスギちゃんがが必ず袖を切ったジージャンを着ているように、 動画の世界でもそのチャンネル独特のカラーがあると、認知されやるくなります。
服装に限った話ではないですが、個性をもったYouTubeチャンネルが沢山あります。
KAZU チャンネル
福井弁が他の動画にはないアクセントになっています。
Goose house
シェアハウス内で歌うことに統一しています。
5. 時事ネタ・ブームに乗る
大型連休、大規模なスポーツイベント、話題の製品のリリースなど、人々の視聴行動を決定付ける年中行事やイベントは大勢の人が関心を持っていることなので、新規の視聴者を獲得するチャンスになります。 但し、動画のリリースのタイミングが少しでも遅れると同じ動画でも視聴してもらえる機会に差が出てしまうので、調度良いタイミングを狙うことが重要です。
話題の製品を紹介する動画
編集編:動画編集の基本
6. ジャンプカット
不要なところはざくざく切って、テンポ良く仕上げる。 カメラに向かって話すことに慣れていないと、しゃべりにムダが出たり、テンポがいまいちだったり、そのままアップすると視聴者を退屈にさせてしまう原因になります。ジャンプカットで必要なトークだけに編集して飽きる隙のない動画を作りましょう。
JETDAISUKE
7. 音楽
同じ動画でもBGMを入れることによって、楽しそうに演出したり、動画に特別な印象をもたらすことができます。 静止画やブログでは音楽による雰囲気作りをすることはできませんが、動画ならではの表現として有効な手段になります。
トヨタ アクア TVCM|2014 冒険篇(ドラクエ)□狩猟篇(モンハン)
カーチェイスにコミカルなBGM
8. 効果音
BGMとは別に効果音はアクセントやテンポ、メリハリはリズムが生まれます。
ブルース・リーの映画でも効果音が多用されています。 リアルの世界ではこんな音はでないはずですが、効果音を使うことで ビシバシと技が決まっている感じがでています。
ブルース・リー
9. 最初の15秒で視聴者の心をつかむ
テレビと違ってYouTube動画はほぼ動画を最初から観るものです。 動画後半、おもしろい展開が待っていても、冒頭がつまらないと飽きられ離脱されてしまう可能性があります。 冒頭15秒で最後まで観たいと思わせる重要な時間ですので、工夫を凝らしましょう。
冒頭に料理の美味しそうな完成映像を出しています。
テクニック編:再生回数をアップするテクニック
10. サムネイル
タイトルを補完し、一見して動画の内容が分かったり、惹きつけられるサムネイルを作成することは動画を視聴者を再生へ引きつけることができます。人気YouTuberは意識してそのようなサムネイルを使っている人が多いです。
11. スマホを意識する
LTE回線が導入されるようになって、外出先でも動画が再生されやすくなったため、スマホでの動画視聴者は増えてきていると思います。 そのため、電車の中など隙間時間に観られることも多くなり、短い動画が好まれるようです。 個人の感覚の差もあるのですが、5分以内ぐらいの動画にしてみましょう。 また、スマホは画面が小さいため、被写体がきちんと分かるように観えるように大きく撮影しましょう。
12. タイトルでコンテンツ内容をわかりやすく伝える
タイトルは視聴者に分かりやすく、動画とタイトルは一致する内容になるようにしましょう。引きが強くても誤解を招くようなタイトルはすぐに動画を閉じられてしまいます。また、YouTubeの検索システムにコンテンツを把握させるために利用されるため、内容をよく表した関連性のあるキーワードを含めるようにしましょう。 文字数は多すぎると表示が省略されますので、簡潔に、また重要な言葉は頭に持ってくるようにしましょう。
13. チャンネル登録を促す
動画の最後にチャンネル登録を促すエンディングを入れましょう。 チャンネル登録をしてもらえれば、次にアップロードする動画で同じ視聴者に観てもらえる可能性が増え、試聴回数を増やしていくことができます。チャンネル登録者数を増やすことは視聴者の基板の形成に繋がります。
15. 定期的なアップロード
やっぱり更新頻度が大事です。少なくとも週に1本の動画を公開するよう心がけます。 週1回のアップロードを1年続けることで、一定の成果が得られると言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。去年、2014年はYouTuberが広く一般的にも認知され、動画のパターンやノウハウも一定の型がでてきた用に思います。これからYouTubeを始めるにはもしからしら更にもう一工夫が必要になるかもしれませんが、最低限抑えるべきポイントとして列挙してみました。以下参考書籍やサイトにはもっと細かいところまで網羅的に書いてあるので良かったら参考にしてみてはいかがでしょうか。