リモートワークのコミュニケーション作り オンライン交流会は難しい

公開日: 2024.05.08

こんにちは。シナップ大川です。
今回はシナップの活動報告も兼ねた小冊子『SINAP Journal 2024 Winter』に掲載した「リモートワークのコミュニケーション作り オンライン交流会は難しい」の記事をご紹介します。
リモートワークのコミュニケーション作りを考えながら綴ったエッセイっぽい内容で、特にノウハウがある記事でもありませんが、シナップでの試行錯誤、ぜひご覧ください。

コロナ禍前は、ちょっとした飲み会やプロジェクトの打上げなど、みんなで集まり交流する機会がそれなりにあり、コミュニケーションの場として大切な役割を担っていました。しかし、コロナ禍によりリモートワークが主流になると、こうした対面での交流会はめっきりと減ってしまいました。

最近はリアルに集まり交流する機会が増えてきたものの、シナップはフルリモートワーク体制への移行を機に地方へ移住したスタッフも多く、みんなで集まること自体が難しくなってきました。


そのため、シナップではコミュニケーションの機会として定期的にリモート交流会、いわゆるリモート飲み会を実施してきました。
開催当初はコミュニケーションの機会として全員の意識も高く、オンラインというスタイルの目新しさもあって参加率は高かったのですが、徐々に慣れてくると、他のコミュニケーション施策も増えてくる中、リモート飲み会への参加者は減少していきました。
会を盛り上げるために、ゲーム大会やゲストをお招きする会、Spatial ChatやGatherといったちょっと変わったオンラインツールを利用してみるなど、さまざまな試みがなされましたが、それでもオンライン交流のハードルは高く、参加率は思うように上がりませんでした。

いろいろと試行錯誤の結果、現在では年に4回、季節ごとに食事を楽しむ形式に変更し、オンライン飲み会用のケータリングサービスを利用して食事と会話を楽しむ形で実施しています。

正直なところ、オンラインで交流を深めるのは確かに難しいと感じています。

しかし交流するという原点に立ち返ってみると、堅苦しく考えずに、都度楽しみながら新たなやりかたを模索することも重要ではないかと考えています。
これからも試行錯誤を続けながら、オンライン交流会の質を向上させ、みんなで楽しい時間を過ごせるように工夫していきたいと思います。
良いアイデアがあれば、ぜひ教えてください。交流会のお誘いもお待ちしています。お気軽にお声がけください。

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大川 貴裕
大川 貴裕
Webサイトをはじめ、企業のブランドデザイン、CI/VI開発、グラフィックデザインなど幅広い分野で活躍している。国際的なデザインコンペティションほか受賞多数。近年はWebデザイン専門学校などでUXデザインの講師も行う。

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