サービスを成長させる シナップのABテスト支援

2022.04.26
  • グロース

こんにちはシナップ飯山です。

みなさんはシナップが実はABテストに強い会社だということをご存知でしょうか。 シナップはスローガンに「Designs to Grow(成長をデザインする)」と掲げているとおり、作ることではなくサービスを成長させることを目的として、様々なグロース支援を提供しています。 なかでもABテストは、テストディレクターやアナリストが在籍する専門チームがあり、年間500本以上の運用実績を有しています。

そこで今回はシナップの強みの一つ、ABテストサービスをご紹介したいと思います。

ABテストとは

ABテストとはサイトやアプリの特定のパーツや表現を複数パターン用意し、アクセスしてきたユーザーにランダムで表示することで、どちらのパターンがよりよい成果に繋がるかを検証する手法です。 国内では、2021年12月時点で5000ドメイン以上のWebサイトに、Googleオプティマイズ、Optimizelyなどのテストツールが導入されており(※)、そのニーズは年々高まりをみせています。 本記事をお読みの方は既に実施されているという方も多いのではないでしょうか。

※ ITmediaマーケティング 「ABテスト」ツール 売れ筋TOP10(2021年12月)

ABテストを取り入れるメリット

ではABテストを取り入れるメリットとはどこにあるでしょうか。 大きくは次の3つが挙げられます。

大きな改修をする前に小さく試すことができる

ABテストは、少ない工数で仮説の検証ができるため、リニューアル等の改修作業に比べて少ないリスクで改善を進めることができます。 その結果、間違った仮説による無駄な改修作業を事前に防ぐことができ、テスト結果が悪かった際にはすぐに元のパターンに戻すことができます。

実際のユーザーが使用したデータで判断できる

テストパターンを配信してユーザーに実際に使ってもらい、その結果を元に判断することができます。 ユーザーの利用結果から定量的に判断することができるので、「なんとなく」や「勘」「鶴の一声」で改修内容が決まってしまうのではなく、実際のユーザーの反応を活かした納得感の高い判断が可能です。

テストを繰り返すことでサイト全体のパフォーマンス向上に繋がる

トップページ、登録フォーム、主要コンテンツなどでABテストを重ね、仮説検証を繰り返すことでサイト全体の改善に繋がっていきます。 検証結果をナレッジ(知見)として蓄積し、チームメンバーで共有することで、新たな仮説を導き出したり、その後のABテスト設計や実装などサイト運用の様々なシーンで横展開して活用することができます。

シナップによるABテストの特長

シナップではUI/UXの改善に加えて、アクセス解析などのサイト分析基盤やBIダッシュボードの作成、MAツールの活用など様々なグロース支援を行っています。なかでもABテストは年間500本以上のテストを行う専門チームがあり、テストの発案から実施・効果検証まで、継続的に改善サイクルを回す「ABテスト運用支援サービス」を提供しています。

顧客ビジネスとユーザーの深い理解 + 成功事例を踏まえたテスト

「ABテスト運用支援サービス」では効果的なテスト案を考えるために顧客ビジネスとユーザーのことを深く理解するためのUXリサーチと、サイトの状況を理解するための動線分析を行い定量・定性の両面から理解を深めます。ここで得られた知見を元に、ユーザーの抱える不安や不満といった仮説やUI上の課題を見つけ出し、解決のためのテスト案を考えていきます。その際、豊富なテスト経験で得られた成功事例をしっかり踏まえることで、テスト初期から効果の高いテストを回していけるのも大きな強みです。

データを元に成功を積み重ねる

テストの判断に必要なボリュームが溜まった段階で、結果の判断と仮説検証を行います。良い結果が出ることはもちろん嬉しいですが、間違った仮説がわかることも同じくらい大切です。データを元に間違った仮説を捨て、検証できた仮説はさらに強化し成功を積み重ねていくことで、ABテストの成果は大きくなっていきます。

ABテストの成功事例

シナップが行ったABテスト施策の中から改善効果の高かった成功事例。その中から汎用的なものを2つご紹介します。

フォームの最適化

段階的にフォームを最適化した結果、CVRが大きく向上。フォーム項目数を減らし簡単に見せるテストや、入力欄の近くに登録メリット、累計登録人数など、入力を後押しする要素を入れるテストの効果が高かった。

セグメントによる効果的な出し分け

エントリーフォームの入力率が高いユーザーと低いユーザーそれぞれにランキングを表示。その結果、入力率が高いユーザーの資料請求数が大幅にアップ。セグメントによる出し分けで効果的なテストとなった。

サイト改善やABテストのお悩み解決はシナップがサポートします!

私たちシナップは様々なグロース支援を通してビジネスの継続的な成長をお手伝いしています。 サイト改善やABテストに自社だけでは解決が難しい課題やお悩みをお持ちの方、ご興味のある方はぜひお気軽にシナップへご相談下さい。

ABテスト運用代行

勝率を高めるための調査/解析、仮説立案

あてずっぽうでABテストを回しても、なかなか勝率は上がりません。改善に繋がる重要ポイントを見つけ、仮説ベースで施策案を出し、テスト結果を踏まえて定期的に仮説を見直すことが重要です。

経験豊富な専門チームが担当

年間500本以上のABテストを運用する専門チームが担当します。専門チームなので安定稼働。豊富な知見の横展開。効率的なワークフローを提供します。

将来的な内製化もサポート可能

「社内で対応したいけど、ノウハウがない」そんなご要望にも対応可能です。初期の導入支援のほか、難易度が高い作業はプロに任せて、自社で対応可能なところは社内でと、コストの最適化が可能です。

Web戦略から制作、グロースまで総合的に支援します
シナップはサービスの継続的な成長をサポートするデザインコンサルティングです。戦略的から制作・開発、そしてサービスのグロース・運用まで、すべてのワークフローにおいて支援が可能です。
この記事をシェアする
飯山 嘉之
飯山 嘉之
大学でマスコミュニケーションを専攻し、音楽関連企業で経営企画・宣伝販促・営業を経てシナップに。UIデザイン、CMS実装、CV改善を担当。猫、写真、サウナを好むデザイナー。信州を絶賛開拓中。

関連記事

2024年4月 『サイト改善の専門家』が選ぶ、サイト改善に役立つニュースまとめ

2024.04.23
  • グロース

Webサイトの課題、正しく把握できていますか?Webサイトの課題抽出の方法を解説します

2024.04.11
  • グロース

2024年3月 『サイト改善の専門家』が選ぶ、サイト改善に役立つニュースまとめ

2024.03.28
  • グロース

不動産業界向け:顧客を引きつける資料請求フォーム事例

2024.03.28
  • グロース

フォームからの離脱率を下げる方法とは? EFOツールの課題と シナップのフォーム改善代行サービス

2024.03.21
  • グロース

EFOでCVR改善に繋げる 優れた入力フォーム事例 5選

2024.03.15
  • グロース

2024年2月 『サイト改善の専門家』が選ぶ、サイト改善に役立つニュースまとめ

2024.02.26
  • グロース

入力フォームの改善でCVR向上!フォームの効果的な4つの改善方法

2024.01.30
  • グロース

フォーム改善代行(EFO)始めました!

2024.01.30
  • グロース

WebサイトのCVR改善は、リニューアルよりもABテストが低リスクでオススメ

2024.01.30
  • グロース

ABテストを学ぶならこの書籍!〜ABテスト専門チーム おすすめ書籍5選〜

2022.07.20
  • グロース

サービスを成長させる シナップのABテスト支援

2022.04.26
  • グロース

ABテスト運用でよくある6つのお悩みと解決策

2022.03.15
  • グロース

次世代アナリティクス「Googleアナリティクス4(GA4)」の主な特徴と今後について

2021.09.14
  • グロース

人気記事