めざせ春のスタートダッシュ!~2023年度版:Web業界の新人さんにオススメの書籍7選~
新年度に入りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
心機一転、この春からWeb業界に入られた方も沢山いらっしゃるのではと思います。
日進月歩のWebの世界。日々のインプットは非常に大切です。
そこで今回はWeb業界新人の皆さまに向け、下記内容を用意してまいりました!
めざせ春のスタートダッシュ! ~2023年度版:Web業界の新人さんにオススメの書籍7選
こちらは例年ご好評をいただいている記事の、2023年度版となります。
シナップメンバーより、自宅学習にオススメな書籍を集い、その理由などを含めご紹介いたします。
「新人さん」と題してはいますが、ご経験年数に関係なく「おもしろそう!」と思える1冊が見つかるかもしれません。ぜひご覧ください♪
また過去にご紹介した書籍も大変役立つものばかりですので、よければこちらも↓
〜過去の記事・ご紹介した書籍一覧〜
- めざせ春のスタートダッシュ!~2022年度版:Web業界の新人さんにオススメの書籍10選~
- 春のスタートダッシュを決めよう!~2021年度版:Web業界の新人さんにオススメの書籍10選~
- こんな時こそ自宅学習!~2020年度版:Web業界の新人さんにオススメの書籍11選~
- 【書籍紹介】2017年度版:Web業界の新人さんにおすすめ!一度は読むべき本12選
2023年度 おすすめ書籍 一覧
1 . 『デザインリサーチの教科書』
2 . 『Webアプリケーションアクセシビリティ』
3 . 『Figma for UIデザイン アプリ開発のためのデザイン、プロトタイプ、ハンドオフ』
4 . 『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』
5 . 『ウェブ立地論』
6 . 『事例で学ぶ BtoBマーケティングの戦略と実践』
7 . 『思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60』
デザイン
1.『デザインリサーチの教科書』
木浦幹雄 (著)
昨今、サイトやサービスの制作において、良いユーザー体験を作り出すという考えは当たり前のようになり、良いユーザー体験を提供するためにユーザーのことを知ることはもちろん、仮説に基づいて作ったプロトタイプが想定通りの効果をもたらすのか検証が必要になることも増えたかと思います。
そのような時に有効な手法がデザインリサーチです。本書では、そのデザインリサーチについて、チームの巻き込み方、リサーチの計画、具体的な実施方法、実施後のまとめや分析等詳しく解説されています。
デザインリサーチをプロジェクトの中に取り組みたい方、興味のある方におすすめの書籍です。(村田)
2.『Webアプリケーションアクセシビリティ』
伊原 力也 (著), 小林 大輔 (著), 桝田 草一 (著), 山本 伶 (著)
Webアクセシビリティとは、Webを通じて提供するコンテンツやサービスにおいて、利用できる人や状況の幅を広げることを言います。
本書では、Webアクセシビリティの概要から、主にアプリケーションを制作する際のUIやHTMLの作り方など、実用的な内容にも触れられています。(チェックリストとしても役立つかも。)
たとえば障害を持っている方や高齢者の方に向けた補助や支援と考えていても、そこに怪我をした人やメガネを忘れて視力が弱くなった人など一時的に補助や支援が必要な場合も含めると、想定以上にたくさんの人の役に立つ考え方になります。
これからますます注目されていく考え方ですので、今から身につけておくのも良いのではないでしょうか。(村田)
3.『Figma for UIデザイン アプリ開発のためのデザイン、プロトタイプ、ハンドオフ』
沢田 俊介 (著)
FigmaでUIデザインを始める初心者にオススメです。
自分だけで使う場合は、そこまで効率を気にせず自由にFigmaを使っても良いと思います。しかし、複数人のチームで共有・共同編集する場合は、Figmaの機能の理解が必要です。独学で覚えるより、この本をざーっと読んで、必要なページを上手く活用して進めるとより早いと思います。(三國)
ディレクション
4.『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』
橋本 将功 (著)
プロジェクトマネジメントに必要なスキルを各フェーズ毎に分かりやすく解説してくれています。プロジェクトとは何か、各フェーズの基本や注意点などが広く浅くまとまっており、この本でプロジェクトマネジメントの全体感を把握することができます。
ディレクターだけでなく、デザイナーやエンジニア、プロジェクトに関わるメンバーは全員知っておくべき内容が詰まっています。(三國)
5.『ウェブ立地論』
石井 研二 (著)
成果につながるウェブサイトを実現するために必要なことは何か?「立地」に例えて分かりやすく解説している書籍です。
事業会社のWeb担当者向けですが、制作会社のディレクターにもオススメです。
ウェブサイトを立ち上げる際にどんな事業計画が必要か、誰にどのように来訪してもらうか、どんなサイト構造・コンテンツが必要か、リリース後の評価と改善の仕方まで網羅的に解説しています。クライアントがどんなことを考えているのかを知るための参考にもなると思います。(三國)
6.『事例で学ぶ BtoBマーケティングの戦略と実践』
栗原 康太 (著)
タイトル通り主に事例で説明されているので、マーケティングに馴染みがない人でもイメージがつかみやすいです。Webを活用した戦略のポイントなどを順序だてて説明してくれて、理解が深まりました。
私は育休明けに読み、仕事再開の気合入れとしてもちょうど良かったので、新人さんにもオススメしたいです。(久保田)
その他
7.『思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60』
株式会社アンド (著)
プロジェクトに関わるにつれ、ブレスト会議、アイデア出し、資料作成など、あらゆる場面において「考えたものをアウトプットする」機会が増えていきます。自分の考えをまとめる方法がわからない、伝えるのが苦手、アイデアが浮かばないなど、普段から考えをアウトプットする癖がついていないと時間がかかります。
そんな時に頭を整理する思考法を知っておくと、「アイデアを出す時にはこの方法」など、様々なシーンに最適な思考法が見つかり、また活用することで考える力を養い時間短縮にもなります。図解も豊富なのでパラパラ眺めるだけでも、ちょっとした自分の課題に応用できるのもおすすめポイントです。(小茅)
図鑑としている通り、社会人が使うであろう問題解決やアイデア発想法の様々な思考フレームワークが網羅されています。
それぞれは簡易な説明にとどまっていますが、どんなフレームワークがあるかを一望できるので、取っ掛かりになります。興味があるものを他の情報で深堀りは必要かと思いますが、まずはカタログ的に使える本ではないかと思います。(鈴木)
以上となります。
いかがでしたでしょうか?1冊でも「気になる!」が見つかり、春のスタートダッシュを決める手助けとなると幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!