【収益化の流れ】YouTubeチャンネル開設から運用・収益化までの流れと「つまずきがちな」箇所を手厚く解説:収益化編
シナップの鈴木善明です。
YouTubeで収益を上げるための代表的な収入源は広告収入です。 ここでは収入を得るに至るまでの流れについて解説します。
- 第1回 チャンネル開設編
- 第2回 運用準備編
- 第3回 投稿編
- 第4回 収益化編
第4回 収益化編の目次
1. YouTubeで広告収入を受けるための条件
2. 審査から審査申請の手順
3. YouTubeの広告設定
4. 口座設定・受け取り
1. YouTubeで広告収入を受けるための条件
YouTubeでは収益化のためにYouTubeパートナープログラムに参加する必要があります。 参加の条件として以下を満たす必要があります。
- 18歳以上である、または AdSense 経由での支払いに対応可能な 18 歳以上の法的保護者がいる
- 過去12ヶ月間の総再生時間が4000時間以上
- チャンネル登録者が1000人以上
- YouTubeチャンネル収益化ポリシーを遵守していること・・・YouTubeのコミュニティガイドライン遵守を含み、ここではスパム、詐欺行為、有害コンテンツ、ヘイトスピーチなどの違反コンテンツは収益化の対象外となることが言われています。詳しくは「YouTubeチャンネル収益化ポリシー」をご覧ください。
- Google Adsenseプログラムポリシーを遵守していること・・・繰り返しの多いコンテンツ、自分で作成していない他の資料の内容を読み上げただけのコンテンツ、他社の動画を再利用したコンテンツなどがガイドラインに違反するコンテンツとみなされます。詳しくは「Google Adsenseプログラムポリシー」をご覧ください。
条件を満たすために、ポリシー、ガイドラインを遵守して地道に再生される動画を投稿して登録者を増やしていきましょう。 ご自身のYouTube Studioの左側のメニューの「収益受け取り」からチャンネル登録者数と総再生時間が確認できます。
2. YouTube、Google AdSenseの審査の手順
条件を満たしたら収益化の申請をしていきます。YouTubeは収益をGoogle AdSense経由で受け取る仕組みになっているのでAdSenseの申し込みが必要になります。
YouTube Studioから審査申請 先程の確認画面の「参加条件を満たしたら通知する」のボタンを押しておくと審査の申請となります。
審査通過 条件を満たしたらメールにて審査通過の連絡がきます。
Google Adsense申し込み メールを受信したらリンクからアクセスして規約を確認してGoogle AdSenseに申し込みをします。
GoogleAdSenseを既に持っている方はここでYouTubeとの紐付けを行います。 Google AdSenseの利用が初めての方は登録した住所に郵送でPINコードが送られてくるので、受け取ったらPINコードを入力してGoogle AdSenseの本人確認が完了します。 後日、審査が通過すると承認のメールが送られてきます。
AdSense の利用規約により、同じ支払い受取人の名義で作成できる AdSense アカウントは1つに制限されています。既にAdSenseアカウントをお持ちの方は新たに作成せずに既存のアカウントを使用しましょう。
3. YouTubeの広告設定
審査が完了するとこれまで投稿したコンテンツリストにドルマークが着きます。
また、新たに動画投稿する際に広告設定が可能になります。
4. 口座設定・受け取り
AdSenseの支払いは月単位で行われ、1ヶ月を通して見積り収益額が集計され、翌月はじめに収益額が確定するとAdSenseの「お支払い」ページに反映され、21〜26日に支払いが行われます。 但し、合計金額が8,000円以上(支払い基準額)の場合に支払われます。
以上、収益化編でした。収益化の審査を通過するといよいよという感じがしてきますね。
これまで4回に渡りYouTubeの開設からの手順を解説して参りました。YouTube運営にはまだまだ様々なノウハウが必要で奥が深く、根気とアイデアが必要になってくるかと思いますが、基本的な流れは以上になります。皆さんもご自身のスタイルでYouTubeでの発信を楽しんでもらえればと思います。