三井住友海上火災保険株式会社さま 公式ウェブサイト改善・グロース支援

三井住友海上火災保険株式会社さま公式ウェブサイトの継続的なグロース支援の取り組みをご紹介します。

クライアント
三井住友海上火災保険株式会社
日付
2022年6月〜
スコープ
  • グロース・運用
URL

背景

三井住友海上火災保険株式会社さまは、自動車保険をはじめとして、火災保険、傷害保険、旅行保険など、さまざまな保険商品を取り扱っています。
世界トップクラスのネットワークを誇り、2022年より販売を開始した「見守るクルマの保険(プレミアム ドラレコ型)」では僅か8ヶ月で契約件数が20万件を突破するなど、躍進を続けています。

弊社にはKARTE Blocks導入の際にご相談いただき、2022年6月より継続的なサイト改善の支援を開始しました。
主に公式ウェブサイトの自動車保険カテゴリに対するグロース支援を担当しています。

実施内容

初期分析、エキスパートレビュー

ヒアリング内容をもとに、対象サイトの定量・定性、両方の観点のサイト分析を実施しました。
主要導線の遷移率や離脱率などの分析結果から、ゴール達成のための阻害要因(ボトルネック)を特定するとともに、エキスパートレビューを行いユーザビリティに関する問題点も洗い出しました。
直近の注力ポイントと目標とするKPIを設定し、優先度をつけて順次改善を進めています。

仮説・施策の立案とABテストによる仮説検証

初期分析で定めた目標KPIを達成するための仮説・施策を検討し施策リストとして整理しました。効果期待度、準備期間、インパクトなどから優先度をつけ流入からゴールまでの主要動線に対して、集中的にABテストを実施することで目標とするKPI達成までのスピードを早めています。
各施策を都度分析・考察を行い知見・ナレッジを抽出することで、次からの仮説・施策立案に活かしています。

改善につながった内容の横展開

改善につながった施策はどこが良かったのかを抽象化し、知見・ナレッジとして蓄積し同様の考え方で類似するページにも横展開することで、サイト全体のパフォーマンス改善につなげることができます。

パフォーマンス最適化のための本番反映

テストツールでの変更箇所がある程度蓄積したら、ページの読込速度への影響を減らすために本番反映を実施します。テストツールでの変更を少なくすることでページのパフォーマンスを落とさずに効果を上げることができます。

外部ツールの細かい最適化

サイトに導入されているチャットボットなどの外部ツールに、ツール標準では実現できない細かいチューニングを実施して効果を高めています。

成果

主要なページ動線でのパフォーマンス改善に成功しました。対象範囲を広げながら、継続的なサイト改善支援を行なっています。

  • 資料請求フォームへの遷移率:300%改善
  • 資料請求数:毎月前月比120%改善、昨年同時期比で2倍近くまで増加


関連リンク

「こんなに簡単にできるのか」三井住友海上が取り組む、顧客の反応起点の高速サイト改善(MarkeZine)
https://markezine.jp/article/detail/40272


Project Member

PM:三國 翼
Growth Director:竹田 笑里/塩入 樹/飯山 嘉之
Analyst:塩入 樹
Designer:竹田 笑里/飯山 嘉之

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